ジョニーは戦場へ行った

もんちっち

2025年12月1日 月曜日







学生の時に何かの映写会で見たこの作品は

今も私の心のなかのトラウマの一つでもある







ダルトン・トランボが1939年に書いた小説を

自らが1973年に監督した作品である




ジョー・ボナムは第一次世界大戦にアメリカから志願して

ヨーロッパ戦線に出兵した


ジョーは瀕死の重傷を負う

彼が目を覚ますと、目・鼻・口・耳を失い

両腕と両足も切断されていた


かろうじて残ったのは首と頭のわずかな動きと

皮膚の感覚だけだった


軍部は彼を姓名不詳の「407号」と呼び

医療の実験材料として秘密裏に生かそうとする


意識が朦朧(もうろう)とするなか

ジョーはかつての恋人カリーンとの思い出や

父と過ごした幸せな日々をひたすら思い出す







やがて意識がはっきりしてくると

彼は自分が話すことも、聞くことも、見ることも

触れることもできない「生けるしかばね」

であることに絶望する


外部とのコミュニケーションが取れないため

自分自身の存在を伝えることさえできない




※在日クウェート大使館よりお借りしました





しかし皮膚に伝わるわずかな振動や看護師の優しい

触れ合いから、外部の状況を推測し始める


頭をベッドに打ち付けることでモールス信号を

発信し、自分が生きていること、戦場へ連れ出せ

殺してくれなどの懇願する意思を伝えようとする


彼の意思に気づいた軍医たちは動揺し

最終的には彼の意思は聞き入れられることなく

軍の実験材料として隔離され続ける




※在クウェート日本大使館よりお借りしました





百聞は一見に如かずであろうか


戦争を経験していない私たちは

その悲惨さを肌で感じることはない


物理的に破壊され

息をしていない屍(しかばね)を見るまでは

本当の戦争など知る由もない







AIがこれだけ進歩しても戦争はなくならない


人間は頭がいいのか悪いのか

わからなくなってしまう(笑)



利害関係の対立、歴史・宗教・民族間の対立

政治的な要因、貧困と格差、国際協力の不足など

様々な人間の思惑があって戦争は勃発する



人間に学習能力があるのなら

過去の歴史から学ぶものがあるのではないか



今日も老婆はブツブツと

取りとめもないことを妄想している(笑) 



ウクライナとガザに平和を

そして子どもたちに笑顔のクリスマスを届けたい









※写真はクウェート国


石油資源に恵まれた裕福な国で

近代的な都市景観と伝統的なアラビア文化が

融合する国である


灼熱の砂漠気候であり寒暖の差が著しい

年間を通じて晴れの日が多く、夏には砂嵐も吹く


日本とは1958年の石油採掘権付与依頼

互恵的な関係にある


日本の四国ほどの面積に509万人が住んでいる







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