炎症老化?
2024年1月20日 土曜日
さぶっ!
subではない、サブちゃんでもない
寒暖の差が大きすぎる
加齢とともにこの大きな気温の変化に
ついていけなくなる(笑)
年齢を重ねると誰でも、関節が痛んだり
傷の治りが遅くなったり
がんや心臓病、認知症、関節炎などの
リスクが高くなる
こうした変化は、齢とともに
体内で炎症に関わる分子が増えるせいで
起きていることが明らかになっている
加齢と炎症と病気との関連は
「炎症老化」という
※以前の記事に「炎症」について書いた
(9月20日の「四十肩(五十肩)」の記事)
炎症とは(定義)
・ 発赤(ほっせき)redness
・ 熱感 heat
・ 腫脹 swelling
・ 疼痛 pain
つまり赤くはれて熱を持ち、腫れて痛い
これを炎症の4徴候と習った
臨床的には
さらに機能障害 を加え
これをあわせて炎症の5徴候という
※もんちっちの知識が古いままだったら
ごめんなさい
原因には生物学的因子や・物理的因子
そして化学的因子がある
起炎物質には外因と内因に分かれる
また急性と慢性に分けられている
炎症は限局性の生体防御反応と
もんちっちは学んだ
世界中の5人に3人が慢性炎症に
関連する病気で死亡している
一般の人々の間でも、加齢に伴う炎症を
減らすことへの関心が高まっている
ただし生活の質を維持するためには
適度な炎症も大切となる
加齢に伴い局所的な炎症が増えるともに
血流中で炎症性サイトカインといった
炎症に関わる分子の量も
増加することがわかっている
この変化が起こる時期は個人差はあるが
50歳から炎症が増えはじめ
60歳を過ぎると劇的に変化するらしい
炎症の増加は病気の傾向と深い関係にある
60歳代前半から、がん、糖尿病、心臓病
認知症といった加齢に伴う
慢性疾患のリスクが大幅に上がる
体内に炎症が多い人は病気になるリスクが高い
加齢に伴いストレスがかかった細胞は
機能を失う
老化細胞は、複製をやめ
自分の仕事をしなくなり
強力な炎症性分子を分泌しはじめる
するとほかの細胞も老化する
(「老害」みたいだね)(笑)
細胞の中では時間の経化とともに
DNAの損傷が積み重なっていく
なかでも損傷が蓄積されやすいのは
長いDNAがこぶ状になって
染色体の先端を保護している
「テロメア」と呼ばれる部分
テロメアは細胞が分裂するたびに短くなり
ある限界の長さまで短くなると
老化細胞になろうとする
同時に細胞のエネルギー生産工場である
ミトコンドリアにも損傷が伝わり
そのDNAが細胞内に漏れ出して
炎症を引き起こす
慢性的な炎症が起こると
免疫系ががん細胞や病原体を見つけて取り除く
日常的な仕事をするのが難しくなり
病気になりやすくなる
炎症そのものを標的として老化を抑えるのは
難しい
感染症にかかったとき、炎症を起こせなければ
死んでしまう
コルチコステロイドやモノクローナル抗体など
強力な薬で炎症を抑えることはできるが
危険を伴う
しかし今後、免疫学がさらに進歩すれば
良い炎症を残して過剰な炎症だけを抑える薬が
見つかる可能性はある
炎症老化に対する現時点で最も有望な手段は
老化細胞を攻撃すること
薬で老化細胞を除去して、炎症と病気の悪循環を断ち切る
ことができるかどうかを調べる臨床試験が進んでいる
その他、短くなったテロメアを長くする
ミトコンドリアの機能を強化する
抗老化に関わる遺伝子を活性化させるなどの研究もある
残念ながら、現時点では炎症老化を抑える薬はないが
誰でも簡単な方法で炎症を軽くすることができる方法がある
ひとつは運動
そして食生活によっても改善できる
有効とされるもののひとつが、全粒穀物、野菜
果物、ナッツ類、魚を中心とする地中海食
さまざまな野菜を食べることは
健康的な腸内細菌叢を保つのにも役立つ
そして適性体重の維持
禁煙(たばこはDNAの損傷を増やす)
ストレスを減らす
十分な睡眠
これらがキーポイントとなる
ホリエモンなんかは、海外からお取り寄せで
これ系のサプリメントを摂っていると話していた
人が病気を克服し
120歳を超えて生きていける時代がやがて来る
もちろん人工臓器や
サイボーグ化が進むんだろうけど
その前に「炎症」を防ぐ薬が進歩して
まもなく手に届くのではないかと思う
医学は日進月歩
人が楽しく生きることができるための進歩なら
大いに賛成である
ゆずさんのブログに
とても素敵な曲が貼ってあった
聞いてみてジーンと心が熱くなった
もんちっちも今日から前向きに?
純粋に恋をしていたあの頃の思い出を
貼ってみようと思う(笑)
「メロディ・フェア Melody Fair」ビージーズ Bee Gees new
もんちっちの終活♡