なぜ生活が苦しいのか

2024年5月18日 土曜日




日本人の51.3%の人が生活が苦しいと
回答している(2022年の国民生活基礎調査)


物価が上がっている中で給料は
上がらないからだ、そう思っていた
果たしてそうなのだろうか


生活苦は給料が安い人ばかりとは限らない
ある程度収入がある人や若者や高齢者まで
貧困化は進んでいる


これは気づかぬうちに人生の難易度が
上ってしまったから
ではないのだろうか





韓国や中国の若者と同じく
非正規雇用の拡大や雇用そのものの減少
(24歳から54歳までの3~4人に1人が
非正規雇用の現状
バブル崩壊後の不景気で雇用が変化した
(就職氷河期には正規雇用は6割を切っていた)
2013年には新規の正規雇用も増えたが
就職氷河期に非正規雇用を経験した世代は
その恩恵に与れなかった


例え普通に結婚したくても結婚もできないし
経済的には子どもなんて育てる余裕はない
教育費の負担も大きい


一人の子どもを育てるのに2000万から
3000万かかると言われている
だったら大学行かなくてもよくないのでは
と思うが大学卒と高卒では収入が変わってくる
高卒で2億円、専門卒で2.1億円、大卒で2.6億円
つまり生涯に6000万の差が出てくる(男性)
依然として学歴、資格、経験で収入は決まる
子どもにいい教育を受けさせたいというのは
親として当然のことである





そしてさらに老後資金を貯めなくてはいけない
もらえる年金の額、生活水準、インフレ
健康状態によって必要な老後資金は変わる


以前話題になった「老後2000万円説」は
夫婦二人で、(40年以上厚生年金をかけて)
地方公務員の課長クラスの生活レベルのもと
計算されたので、もちろん持ち家を前提とした
計算によるものである
もんちっちのような独り者や低賃金労働者
家も購入せず賃貸派は
眼中になく計算されたものである(笑)


今では急速な物価上昇で老後資金は
3000万とも4000万ともいわれている
もともとあってないような計算だから
金額だけでは意味がないけど(笑)


金銭の価値は単純に考えても300万円の
現金はもはや150万円くらいの価値しかない
浅はかな若造が考えれば
「やってらんねえよ!」とぶちぎれる(笑)





昔は老後は今のように長くはなかった
60で定年してもせいぜい5年から10年
そして子どもへの教育費も投資的要素が強く
あとあと老後の面倒を看てもらうため
という意味合いが強かった
途上国では未だにその意識が残っている
反面、先進国ではそもそも親は子の
教育費を負担しない
欧州の多くは税金は高いが教育費は無料である
(税金が高いうえに教育費まで高いのでは
国民が文句を言うのは当たり前である)



若者の生活苦はわかったが
高齢者はどうなのか


当然ながら年金は減額されている
厚生年金の平均受給額は20年前には17.7万円
10年前には14.4万円になった
物価はどんどん上昇しているのは
すでに肌で十分感じているのに
寿命が延びたせいで支給額は激減した
そして消費税も5%を皮切りにどんどん上がった
これは高齢者が増え続けていることと
言わずと知れた少子化による結果である


しかしもんちっちはこのことを理由に
高齢者や若者世代を責める気にはなれない
なぜなら20~30年前に中高年を守るために
就職氷河期の若者たちを犠牲にしてきたツケが
今の結果を招いているからである





このことで若者と高齢者との間に
不必要な分断を作ってはいけないと
もんちっちは思っている
誰が悪いのでも誰のせいでもない
この日本の構図はいつか世界の教科書に
載るかもしれない
「急激」に上昇したものは緩徐に下降しない
予測できなかったわけではないが
予測できたものの頭の中には
数十年後に起こることはその時の人たちが
何とかすればいいという無責任さが
存在していたように思う



若者にとっても高齢者にとっても
なんかお先真っ暗な人生
今はその過渡期にある


だっだらどうやって生きていく??


世の中の流れを変える!しかない
もんちっちはそう思う
どうしたらいいのか、どう生きたらいいのか
あれこれ考えながら
今日も妄想で1日が終わった(笑)





若者たち
どうかあなたたちが少しでも幸せを感じ
些細でも夢や希望を持って生きていって
くれることを、心から願っている


高齢者たち
私たちは一所懸命生きて来た
子どもたちが少しでもいい暮らしができるように
毎日毎日働いて頑張った


ごめんね
こんな社会しか残してあげられなくて
そんな思いがふとよぎった




余命いくばくもない引きこもり山姥が
思うこと


生きてさえいれば
きっといつか
生きていてよかったと
思える日が来る♡




3年B組金八先生名言

×

非ログインユーザーとして返信する