ニトラム【閲覧注意】
2024年6月4日 水曜日
3日朝、緊急地震速報で目が覚めた
能登地震の余震の震度5,津波はなかった
半年たっても能登はずっと揺れていたから
警戒はしていた
残酷だがここはまだまだ地震が
続くような気がする
お住まいの方、どうぞお大事に
なさってください
今回は日本の広範囲で緊急地震速報が鳴った
なぜか?
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ならなかった携帯もあったらしい
なぜ?
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あの音は誰もを恐怖に陥れる
史上最高の「音が苦」である(笑)
できれば効きたくない
さて、2日夜に見た映画で久々に衝撃を受けた
どうしようもない重い気持ちだけが残った
”ポートアーサー事件 (The Port Arthur Massacre)
1996年4月28日にオーストラリア・タスマニア島の
観光地、ポート・アーサーで起こった大量殺人事件
犯人はマーティン・ブライアント(英語版)で
死者35人、負傷者15人を出した。”
※ウィキペディアより引用
”1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島
観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで
母と父と暮らす青年。
小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生
からは名前を逆さ読みした「NITRAM(ニトラム)」
という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。
何ひとつうまくいかず、思い通りにならない
人生を送る彼は、サーフボードを買うために
始めた芝刈りの訪問営業の仕事で
ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。
しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を
迎えてしまう。そのことをきっかけに
彼の孤独感や怒りは増大し精神は大きく
狂っていく。”
※アマゾンより引用
(映画の中では銃の乱射シーンはない)
破格の映像美学と異様な緊張感で事件の<リアル>に切迫!
実録サスペンス『ニトラム/NITRAM』予告編【2022年3月25日公開】
(この映画は不安症やパニック障害、うつ病の
増悪期の人には【閲覧注意】である
終始不快な空気が流れ、不安や焦燥にかられる
可能性があるためお勧めできない)
2002年に(事件後)全州で銃規制がされたが
現在は当時よりも銃の数は増えている
我が身を守るのは、やはり銃でしかない
この青年はどうみても精神を病んでいる
父母は精神的にも同居が限界だっただろう
案の定父親は自殺している
コミュニケーション障害があり知能がやや低い
自分の家族にこの子がいたら
どう接していただろうか
両親も村八分にされ生きて来た
母親は厳しく躾けようとしていたが
やや頑固なところがあり世間への後ろめたさから
この青年へも辛く当たっていたように思う
ニトラムは両親から愛されていないと思っていた
(アタッチメント:愛着障害)
それでも互いが依存関係にある(共依存)
ニトラムにとっては「毒親」になる
周りからの支援もなく(共助)もちろん
公な支援もない(公助の欠如)
しかしこの両親は周りから批判を受けるほど
ひどい両親ではない
どこにでもいる普通の親だ
重犯罪が起きると犯罪者のみならず
家族も悪い、両親の教育に問題があると言われるが
本人の生まれ持った部分も大きい(50%)
これは遺伝子操作でもしない限りは人智を
尽くしても簡単に改善されるものではない
ヒトゲノムの解析が盛んだったころ
アメリカのとある刑務所で遺伝子検査か行われた
収監されている凶悪犯のうち60%にXYYが
見つかったという記事を見たことがある
いわば凶悪・凶暴性の遺伝子であることが分かる
これは人権の関係か何かで、その後の研究の進展は
確認できなかった
どんないい環境で穏やかに過ごしても
遺伝子による「性格」には及ばないこともある
予測不能な情緒の不安定さなどに対して
万能な対応というのは神の領域であろう
倫理観や社会性が欠如し、生まれつき破壊的で
破滅的な気質のニトラム
どんな人が両親であっても結果として
このような結果になったような気がする
日本でも似たようなケースの犯罪はあった
池田小学校児童殺戮事件や秋葉原通り魔殺人事件
家庭環境や生育環境が大きく関与していることは
いうまでもないが、それだけなら人智をもって
その精神構造をある程度まで改善できたはずである
いったい彼の人生のどの時点で修正が行われれば
あのような事件は起きなかったのだろうか
幼少期から問題児で抗うつ剤?など内服させて
カウンセリングも受けていたのに結果的に
効果はなかった
家族での支援、医療機関での支援があっても
幼少期から
もっと公の支援はできなかったのだろうか
このような子は一定数生まれてくる
そして周囲を破壊し、最後には取り返しのつかない
凶悪な犯罪となることが少なくない(犯罪心理学)
周りも悲惨になるしいうまでもなく
もちろん本人も不幸になる
(実際ニトラムは35回もの終身刑を受けている
獄中で一度自殺を試みたが未遂に終わっている
今年53歳?になる)
この負のループをどこかで止めることが
できないものだろうか
日本ではロストジェネレーション、就職氷河期世代
が問題になっている
不平不満を抱え、うっぷんがたまった世代に
十分な支援が施されぬまま時間は過ぎている
第二の秋葉原は起こしてはいけないと思う
※65歳以上は引きこもりとは言わないが
その年代も含めると164万人となる
ロストジェネレーション時代(アラフォー)
見捨てられた世代とも言われている
見守ってあげなければいけない世代でもある
”就職氷河期世代への支援が必要な理由は
・自己責任とは言い切れない
・日本の雇用文化に社会復帰を阻まれる
・生活基盤の設計を求められる年代
・将来世代の負担軽減につながる
・8050問題など事件事故の防止につながるから”
※オレリバイバルより引用
いい国を作るためには
いい教育を施して
一人一人が賢い国民にすること
そして問題があれば社会で共有しながら
解決していくこと
一人で背負わせない
また無関心を作らない
誰もが省かれることなく
愛を感じて生きていける社会が
一番いいに決まってる
今回の映画”ニトラム”は難しい問題である
映画を観てとても重い気持ちになった
もしこの子があなたの子どもなら
あなたはどうしただろうか?
人はみな誰かに迷惑をかけながら生きている
そのことに気づくか気づかないかである♡
気分直し?に(笑)
フラッシュ ダンス / 歌詞 / Devote this song for Irene
Ang oras ay dumadaloy nang walang awa
Mas mabilis kaysa sa maaabutan ng aking kalungkutan