灼熱のエアコンなしの車と「ゼロの未来」
2024年8月1日 水曜日
朝から注意報が出たので
受診時間をずらしてもらった
夕方6時にしてもらったので
3時よりは少しは涼しいかな??
慣れない苦手な夜の道
怖いけど頑張って行かなきゃ(笑)
…ということで
バケツ3つに作り置きした多量の氷を入れて
首とシートの背中にアイスノン(笑)
なんたって4時を過ぎても熱気むんむん
暑さで頭くらくら、ボーっとして
右折する箇所をうっかり通り過ぎて
Uターンできずに20分のロス
おまけに帰宅時間?で渋滞
山の中にはまってしまった(笑)
その先でウインカーが早すぎたのか
勘違いした車が左から道路に飛び出してきて
衝突寸前! 肝が冷えた
ハンドル躱せてよかった(笑)
「バカヤロー」と思いつつ気持ちを抑えて?
やっぱり暑さの中運転はだめだなあ
と、実感
文字通りの命がけの通院(笑)
診察、検査を終えて
となりの薬局に行く頃には大雨!
レベル4の警報が出ていた
降りすぎ(笑)
夕食分だけ買い物して
家に着いたのが9時
帰宅途中の道路の温度計を見たら
24℃だった(笑)
雨が救いの神だった
もう少し早く降ってくれていたらなあ
なんて、またお天気女になっている(笑)
というわけで
何とか死なずに帰って来た(笑)
「灼熱のなかエアコンなしの車を
運転するのは危険です」
この年になって得た貴重な教訓です(笑)
(こんな貧乏くさいのもんちっちだけ
だよね、きっと)(笑)
来月中に中古車探そうかと思ってる
いいのがみつかるといいなあ(^O^)/
北海道の東や北は20度行かないらしい
やはりもんちっちは北海道にしか住めない
のかなあ
しかし冬になったら沖縄にしか
住めないのかなあ
と言うだろうなあ(笑)
テリー・ギリアム監督による2013年の
イギリスのSF映画。
ギリアムが手掛けた作品には
『未来世紀ブラジル』
『12モンキーズ』がある。
<あらすじ>
”時は近未来。世界はマンコム社のコンピュータ
で支配されていた。
自分のことを「我々」と呼ぶ変わり者で孤独な
マンコム社のプログラマー・コーエンは
監視されながらゲーム機にも似たボックスで働き
かつて一度だけかかってきた
「人生の意味を教えてくれる電話」が
再びかかってくるのを待っていた。
コーエンは外や人との関わりが苦手であり
またいつかかってくるかもしれないその電話
のためにも在宅勤務を希望していた。
上司のジョビーのパーティにコーエンは
出席する。
そこでマンコム社の社長の「マネージメント」
に会うことができ、在宅勤務の件を申し出る。
また固形ハーブを喉に詰まらせ窒息しかけた
ところを、奔放な女性ベインズリーに
助けられる。
後日コーエンは「ゼロの定理」を解析する
仕事を在宅で進めることを許可される。
ジョビーはコーエンの解析したデータが
送られる巨大な中枢装置を見せ
そこでハードウエアの天才と呼ばれる
若者ボブと出会う。
コーエンの自宅である荒れ果てた教会は
会社によって改造され、会社の監視下に
置かれる。
「ゼロは100%であるべきです」という中枢装置の
果てしない要求や、社の精神科医シュリンク博士
の管理のもと、コーエンは解析作業を続けるが
答えは見つからず、待っている電話も
かかってこない。
そんなストレスからコーエンは
ハンマーでコンピュータを壊してしまう。
困憊するコーエンの元にベインズリーが訪れる。
ベインズリーはコーエンに優しく
力になると告げる。
そのあと壊れたコンピューターの修理をしに
ボブが現れる。
ボブはマネージメントの一人息子だった。
ボブはコーエンに、あなたもジョビーも
ベインズリーさえも父親マネージメントの
「ツール」であり、この仕事からは逃れられない
と言う。
そしてコーエンとボブの間には友情が芽生える。
コーエンはベインズリーが持ってきた
意識と同期するヴァーチャルスーツを着て
ベインズリーのサイトに接続する。
二人は仮想の美しい南国の浜辺で甘いひととき
を過ごし、お互いに惹かれ合うが
マネージメントはスーツの接続を切断する。
ボブはコーエンの家に入り浸るようになり
コーエンの「ゼロの定理」の解析を助け
完成させる。
ベインズリーに恋をしてしまったコーエンは
ベインズリーのサイトを訪れるが
ベインズリーは他の男らと淫らな姿で
チャット中だった。
悩んだコーエンは再びサイトに入ろうとするが
アクセス拒否される。
ボブは「電話」はコーエンの妄想であり
マネージメントはそれを知ったうえで
利用していたことを教える。
そこにベインズリーが訪れ
コーエンへの想いを打ち明け
二人でこの状況から逃げようと言うが
コーエンにはそれができず
ベインズリーは去る。
ボブはコーエンを力づけようと外に
連れ出すが体調を崩す。
ボブを介抱するコーエンは
それさえ監視されていることに気付き
家中の監視装置を破壊するが
マネージメントの手下がボブを連れ去る。
コーエンはボブが改造し残していった
スーツを着て中枢装置にアクセスする。
しかしリンクエラーが起き
コーエンの意識が飛んだ先は
中枢装置の外周で
そこでマネージメントに全ての真意を聞かされ
もう君を必要としない、と告げられる。
怒りを爆発させたコーエンは
中枢装置を破壊する。
中枢装置は爆発し、その中にはコーエンが
意識の中に持っていた虚無が広がっていた。
コーエンは虚無に身を投げ
ベインズリーとの思い出の浜辺に立つ。
(エンドロール)
コーエンの家の破壊したはずの
監視装置が作動している。”
※ウィキペディアより引用
単なるサイケ調の映画化と
タカをくくって観ていたが
単純な映画のわりに
物事を考えていくと
心の中に何か引っかかる映画だった
この映画の中にある「監視装置」は
何を意味するのか?
他ならぬ静かに浸透してきた
「監視カメラにょる監視社会」だろう
盗聴も含めれば会話さえ監視されている
監視される側は
監視されていることにも気づかないか
もしくはその監視によって
安定化をも得ているということなのか
人が人を管理するのではなく
将来AIが人間を管理していく構図すら
想像させる
またそれらが人間が抵抗できないように
自然の流れの中で行われて行くような
恐怖さえ感じる
近未来に人間を監視し操作するのは
何者なのかが気になる
これは世界を統治する帝国の主で
あることは間違いないだろう
舞台の古びた協会は宗教という価値観で
世の中が統一された過去の時代であり
外の世界がイライラするようにカラフルなのは
現代の価値観の多様性を表している
現代社会においてかろうじてつながっている
価値観の共有で人々は管理されているが
近未来においては価値観が多様化し
統制が取れなくなる社会が来るという
啓示ではなのだろうか
すでにITによる支配は生活のなかでも
私たちの生活に深く影響している
そしてその支配を私たちは気づかずにいる
この映画のゼロの定理とは
いったい何なのだろうか?
映画の中で繰り返し出てくるブラックホールと
深い関係にあるのではないか
しかしブラックホールは最大限から最小へ
終わりから始まりへのエネルギーの
通過点に過ぎない
おバカ頭のもんちっちには
宇宙理論や物理がよくわからないので
映画の中の理論はパス(笑)
言いたいことは
普遍のものと思われていることさえ
不変ではなく常に流動的に流れていて
変化していくものだといいたかったのか
つまりゼロの定理は存在しない
ということになる
マンコム社は価値観もない社会の中で
人間が生きていけるような役割を
与える監視機能だといえる
最後の疑問はコーエンが待ち続けた電話
この電話は何だったのか
なぜコーエンは精神を病んでいたのか?
価値観のない世界で生きる近未来の人は
本質を見失い自分の存在意義さえも
持つことができない
それを意識しないようにマルコム社は
人の意識を支配している
しかしコーエンは異質で傍目には
精神を患ったように見える
それはコーエンが「電話」を
待ち続けているからである
Video: NASA’s Goddard Space Flight Center/J.
Schnittman and B. Powell
超大質量ブラックホールへのダイブ
「電話」は自分の存在意義教えてくれるもの
そしてコーエンが自分のことを「我々」と
言うのは普遍的な物事の本質を
信じる証拠でもあった
事の真実を知ったコーエンは
虚無と孤独感のなか暗闇の世界で爆発し
最終的には自分を捨て加増現実の世界で
ペインズリーに会いに行く
友情も異性の愛も
何者も救いになることができない
価値観不在の社会が
いつか訪れるのかと想像すると
鳥肌が立ち
なんともいえない虚しさを感じた
自分たちが気づかぬうちに
いつのまにか変わっていく社会・・・か
なんとも噛み切れずにすすった
ざるそばのような後味が残った(笑)
単純明快なハリウッドのアメリカ映画に
洗脳されてからは
ロシアや中東、中国や韓国の映画さえも
解釈が難しくなっている
若い頃はフランス映画が理解できなかったが
「続きは想像してね」の世界なんだと
自分の想像性の乏しさで諦めたが
このイギリス映画も
やはり具体性のつかみどころのなさには
閉口した(笑)
怖いもの大好きもんちっちには
単純なホラーが向いている(笑)
夜中の東京の異常震域の地震は要注意
少し大きめの来るかもしれないので
油断せず備えておこう
(こっちのほうがホラーだな)(笑)
授かった知恵を
善に利用するか悪に利用するかは
自分次第♡
※16秒
When I'm tired, I listen to my favorite music.
I just need to rest my mind and listen.
Quand je suis fatigué, j'écoute ma
musique préférée.
J'ai juste besoin de reposer mon
esprit et d'écouter.