時間だけが悲しみや心の痛みを薄める唯一の薬

2024年7月31日 水曜日



気温は34℃
薄雲が空を覆っていて
嘘のように涼しく感じる
明日(31日)のもんちっちの外出に
エールを送ってくれているのか?
ん~なわきゃない
私は晴れ女現象である(笑)
地球は私のために回っている
アドラーか(笑)



さて福ちゃんママさんの記事にあったが
ペットが去ってしまった悲しみを
埋めてくれるのは「時間」なのかも
しれない
サキちゃんママさんも
時間をかけて元気になってほしい





7月30日日記



14年と3か月生活を共にした
フレンチブルドッグのはなちゃんは
昨年10月29日に他界しました


最初の一か月間は
現実が受け止められず
必死で何がいけなかったのかを
ほじくり出して自分を責めました


夢に出てくることもなく
時折不思議な超常現象が起きては
時が流れていきました


気を紛らわせるかのように2か月間は
必死でブログを書き綴って
いたような気がします
何かに夢中になることで
はなを失った悲しみから
逃避しようとあがいていた時期の
ようにも思います


何を見てもどこを歩いても
はなとの思い出が頭に浮かびます
記憶はまだ鮮明で
現実感が残っていました



はなが亡くなって
その翌日から
どこかの野良猫がやって来て
エサをあげるようになりました
この猫の存在が
私の心を立ち直らせるきっかけに
なっていたのかもと
後で気づきました



はなが亡くなって一か月間は
毎日泣きっぱなし
二か月目からはだんだんと泣く回数が減り
年末までは周りの静寂さが
孤独感を募りました



誰かのため
何かのため
人は生きているのだということが
痛いほど実感できました


年末に毎年定番の「ゆく年くる年」を
二人で観て過ごした14年を感じ
まったくの一人になったことを自覚しました
そしてこの日の最後の号泣を境に
自分の悲しみの感情がどん底に達したのを
感じた気がします




はなが亡くなると感じた日から
徐々に支度をしていましたが
それでも一週間前までは無理やり
動物病院に連れて行っていました
少しでも長く生きてほしいという
私自身のエゴイズムであったと思います
矛盾に満ちた行為で
はなを苦しめていたことを
後で悔やみました


亡くなる数日前には
はなが入る棺桶の下準備もし
氷をたくさん用意していました


そして亡くなった翌日には
はなの物すべてを捨てました
使っていた食器や食べ物
着ていた洋服や首輪まで
すべてのものを一気に捨てました
(これが私流の方法)


何か気配のあるもの
名残のあるもの
何一つ残らないように
すべてを捨て去りました


縋りついてはいけないという思いと
はなが早く自分の中で思い出になる
ことを望んでいたのかもしれません



自分の心の中で
はなの死に関して
何度も駆け引きが起きては
解決していくという作業を続けました


はなは死んでいくことで
私を身軽にしてくれた
これまで費やしてきた世話への時間を
なくしてくれた
医療費だって毎日1万円札が飛んでいく
負担をなくしてくれた


あたかもはなが私のために
何かをしてくれたという思いを
自分のわがままな思いに載せて
自分の罪悪感を消していったのです


何もしてあげられなかった
たくさん遊んでもあげなかった
そんな思いや後悔は今でも
たくさんあります




最後に思ったことは
「はなは生きたいだけ生きて
死にたいときに死んでいった」
という事実です


ペットにも寿命はあります
人間もそうであるように


傍目にはただ宇宙の塵に帰って行った
だけのことなのですが
しかし家族同然のペットは飼い主にとって
それだけのことではないのです



生きたいだけ生きて死んでいった
はなのように
私も食べられなくなったら
食べさせないでほしい
そして寿命が来たら
そのときは
ただ傍にいて見守っていてほしい



はなの生き方に
自分の最期を重ねて
はなのように残りの人生を
生きていきたいという思いに至ったのは
つい最近のことです





涙も枯れるのではなく
思い出すと繰り返し悲しみは
やってきます
残念さや後悔も甦ります


ただ最初の悲しみと違うことは
きっとこれでよかったんだ
自分も自分でできることはやった
はなはわかってくれていた
そしてきっとはななりの幸せを感じて
生きてくれていた
そう思えるようになったこと


やっとまともにはなの写真を
見ることができるようになりました



抱っこしていた時のような
三次元の立体感はないけれど
今は不思議と平べったい二次元の思い出で
満足できるようになりました


私が死ぬ頃には
はなも一次元の線や点になって
宇宙空間を一緒に彷徨っていくような
気がしています
それが皆のいう
「虹の橋」なのかもしれません



はなが亡くなって9か月経って
私が感じた悲しみの感覚です



たくさんの愛をありがとう
あなたの愛があったから
私は今も生きていける


感謝を生きる力に変えて



はなへ




フレブルはな 最後の夜






今年はしょぼい?花火を見るのもひとり(笑)


シロも懲りずに毎日来ている(笑)


今年も年末は一人で「ゆく年くる年」


空を見上げればはながいそうな気がする(笑)





天高く届け
はなへの愛♡






ペットとの別れ




Please let me cry just for today.
I want to make it rain on the Rainbow Bridge
and tell Hana how much I loved her.
I hope these feelings reach Hana...

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