少子化の何が問題なの?日本は途上国になるの?
2024年8月29日 木曜日
断続的にザーッと雨が降っては
晴れてを繰り返している
台風の影響だろうか
昨夜は夜中の2時に地震で起きた
幸い神奈川の東部の地震で
少しの横揺れが短時間で済んだ
もはや震度3くらいではヤフーさえ
アラームが鳴らない
あまり地震に敏感になってもいけないので
さっさと眠りについた(笑)
話は変わるが
最近、爪に縦の線が入るようになった
今までは全くなかった
何か悪い病気?なのかと検索してみた(笑)
”爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)ともいう。
加齢が原因で、50代頃から増加する。
心配する必要はありませんが、進行すると
爪が縦に割れやすくなります。”
※NETより引用
ただし黒い縦線が太くなる、色が濃くなる
などの変化があった場合にはすぐに皮膚科へ
とのこと
爪にまで「老化」を知らされた(笑)
対策はスキンケアと同じ
指先まで保湿などのケアをしたほうが
いいらしい
さて、高齢・少子化が問題になっているが
高齢かは仕方がないとして
少子化の何が問題なのかを知りたくて
深堀してみたくて検索してみた
日本の人口は2070年には現在より3割減る
予測が総務省から発表された
生まれてくる人数よりも死んでいく人数が
多いと、人口は減少する
この現象が、ここ16年続いている
人口が少ないと
それはそれで暮らしやすそうに思えるが
そもそもなぜ人口が減るのが問題なのだろうか
2022年5月、イーロンマスクのツイートが
日本でも話題になった
「出生率が死亡率を超えるような変化が
ない限り日本はいずれ消滅するだろう
これは世界にとっても大きな損失だ」
国立社会保障人口問題研究所によると
2056年には日本の人口が1億人を下回る
2070年には現在の人口から3割も少ない
8700万人となる
(外国人も含めた人数)
推計では年間16万人の外国人が入ってくる
これにより2070年には、日本の人口の1割以上
が外国人になると想定しているが
これだけの外国人流入を加味しても
日本人口は減り続ける
なぜそうなるのか?
それは出生数の減少である
現在出生数は80万人で、死亡数は153万人
子供の数が減るということは
将来の働き手が減るということ
一方でこれまで日本を支えてきた人たちは
高齢になっていく
子供が減り、高齢化が進む
こんなこと50年も前からわかっていたのに
目先の利益にばかり目が行って
長期目線で警鐘を鳴らさなかったのは
どうしてなのかの方が
もんちっちは気になるが(笑)
この先2059年には
出生数が50万人を下回るとも言われている
人口オーナスと人口ボーナス
なぜ人口減少が問題視されているのか
人口オーナスとは
人口と経済の関連性に着目した考え方で
ハーバード大学のデイビッドブルーム
教授が提唱した
このオーナスとは「重荷や負荷」のこと
つまり人口オーナスとは人口構成の変化が
経済にとって負荷、つまりマイナスに影響
するということ
そもそも人口が減るということは
国内でお金を落とす人間が減るということ
そうなると一人一人の消費が増えない限りは
経済の規模は伸び悩んでしまう
少子高齢化が進むと人口オーナス期に入る
(働く人よりもそれに支えてもらっている人が
多い状況)
稼ぎを生み出す労働力人口が減り
現役を引退した高齢者が増えている
少ない若者でたくさんの高齢者を支えよう
とするので
社会保障費がだんだん重荷になっていく
(日本でも年金制度が立ち行かなくなって
きている)
稼いでも社会保障にお金を取られてしまう
ため、労働者がお金を使わなくなり
経済成長が鈍くなっていく
(少子高齢化が進んだ1990年代から
人口オーナス期に入った)
日本の状況とは逆に、人口が経済に
プラスの影響を与える状態を人口ボーナス
という
働く人口が多く高齢者も少ないので社会保障費
も少なくて済み、労働者人口の負担が少なく
彼らがお金を落として
経済が成長しやすいという仕組みである
つまり人口が多く、経済的に発達した国は
国際的にも発展して
ビジネスでも投資でも
観光のお金が集まりやすくなる
1960年代から1990年代にかけて起きた
アジアの国々のこの成長は
人口ボーナスの影響を受けていた
(この期間に日本は労働力の拡大によって
工業化を進めた)
この人口ボーナス期も永遠に続くわけではない
経済成長によって国が豊かになると
親は子供への教育に力を入れる
すると子供たちが大学に進学するようになり
高学歴になっていく
これが人件費の上昇につながり
これまで安い賃金で各国からもらっていた
仕事がもらえなくなってくる
また高学歴化することで
男女ともに結婚年齢が上がっていく
遅くに結婚すると女性が子供を産める期間が
短くなるため、自然と子供が出来づらく
なっていく
経済成長に伴って
医療や年金など社会保障制度の整備が進み
そのコストもだんだんと重荷になってくる
国民1人当たりのGDPも横ばいに近づき
人口ボーナス期は終わりを迎える
しかも人工ボーナス期は一度終わると
もう二度とその国には訪れない
(このことをイーロンマスクは言っている)
人口ボーナス期はその国にとって1回限りで
人口の増加から発展、高齢化、衰退という
人口オーナス期を迎える
(日本だけに起こっている現象ではない)
さて希望を他国に託し将来を覗いてみよう(笑)
今後、人口ボーナスにより
経済の発展が見込まれるのは
コンゴ民主共和国、エジプト
エチオピア、インド、ナイジェリア
パキスタン、フィリピン、タンザニアの8カ国
しかしどうしても、なんとしても
経済大国に返り咲きたい人へのメッセージ(笑)
「マッキンゼン&カンパニーは
2020年に公表した報告書では
「日本が2030年に現在の成長率を確保するの
には労働生産性を2.5倍にする必要がある」と
言っている
つまり労働者が今の労働時間であと2.5倍
稼げれば、日本は成長を続けることができる
ということである
なまら?(方言)不可能なことでは
なさそうである
人口構成は変えることができないのなら
高齢者でも効率よく働ける環境を作り
子育て世代の主婦も、望む時間を労働に
使えるように
パートタイムやフレックス、テレワークを
使うなどして労働の多様化を図ればいい
引きこもりや障害のある人も
可能なことで労働力を提供していくことは
できる
つまり働き方の選択肢を増やすことはできる
家族介護異をしていても
空き時間で働けるような仕組みがあれば
労働生産性をあげることも不可能ではない
また
人口が増えないのであれば
真剣に移民を考えなくてはいけない
企業が外国人を受け入れる体制を作るのと
同時に行政による外国人家族も住みやすい
環境や待遇が必要である
昨今、外国人との軋轢ばかりが報道され
国民性もあって受け入れが滞りつつあるが
生産性を上げるという経済の向上には
移民の受け入れは不可欠である
また移民として来る外国人も
日本人と同じく、幸福を求めてやってくる
「人間」であることを真摯に
受け入れなければならない
(国民の意識改革)
手っ取り早く生産性を上げるには
労働の自動化を進める必要がある
自動化により働き方が変わり
おのずと「生き方」が変わる
子育ては余裕がないとできない
産めよ増やせよで、戦後のように
ただ人口を増やすのでは意味がない
https://youtu.be/f5Cy8-GTlmY?si=GfRx8fHUULZAv6u-
豊かな心をなくして幸せはなく
幸せな心なくして
労働生産性も上らない
日本は二度と経済大国になることはないが
いいことも悪いことも人類史において
いつも最先端を行っている(笑)
「幸せな国」と言えるような
国にしていくことが一番の課題ではないかと
もんちっちは思った
デンマーク、ノルウェイ、スウェーデンは
最初から裕福で幸福な国ではなかった
長い歴史を経て、今がある
これら「幸せな国」に学ぶことはないのか
そして何よりも古来の日本人の心の中の
「幸せな国」は何だったのだろうかと
振り返る日が来ているような気がする
日本はどんなことも克服してきたし
これからもその精神は変わらない
もんちっちはそう思う
落ちぶれていくのではなく
世界が順番に
選手交代をしていくだけだった♡
※1分
※1分
Le Japon n’est pas le seul pays à connaître
des problèmes.
Tout le monde dans le monde veut
être heureux.
Japan ist nicht das einzige Land mit Problemen.
Jeder auf der Welt möchte glücklich sein.