遺伝子解析で日本人はどこから来たのかわかった
2024年9月16日 月曜日
9月は3連休が2回ある
疲れた体を癒す休息日かな?
さて、数年前の話になるが
日本人のルーツが明らかになった
当時のもんちっちはここまで
詳しく知らなかったので
今回記事にまとめてみた
全ての解析までに40年かかったことになる
研究者の功績に感謝したい
地理的には南中国の長江当たりの
上海や南京に起源がある
人骨と米のDNHが一致した
現在は自分の唾液で自分のルーツがわかる
(母方の遺伝子で追跡される)
大陸から瀬戸内、そして近畿に入り
(渡来系弥生人)縄文人と混血された
縄文時代の後に弥生時代が生まれたわけ
ではなく、同時進行で共存していた
北海道と沖縄は、米ができなかったので
縄文系の人種が残った
沖縄人は純粋な縄文人だが
北海道のアイヌについては、純粋な縄文人
ではなく、カムチャツカ半島から来た
オホーツク人という別系統に民族だった
ウィルタやオロチョンという狩猟民族である
そして彼らが北海道にやってきて
縄文人と混ざったのがアイヌである
このアイヌが北海道に渡って来たのは
日本の「鎌倉時代」
平安時代までアイヌは日本列島にはいなかった
つまりアイヌは北海道の先住民族ではない
ことが分かった
日本周辺の各民族はすべて混血している
ミトコンドリアが母方の遺伝子を
辿っていくが、父方の遺伝子は周辺各国に
「ばら撒かれている」
男が旅していく先々で遺伝子をまき散らした
と言うのが事実のようである
数千年もの間、民族間で戦いが続き
戦争によって男が殺され、女性は略奪され
勝利した民族の男の子を産むことになった
つまり征服者のY染色体がばら撒かれた
北中国、中央アジア、中東にかけて
1600万人が、同じY染色体を持っている
誰の遺伝子かわかる?
そう、あのチンギスハーンの系統の血(笑)
また南米のペルーでは先住民族の95%が
ヨーロッパ人と分かっている
かつてのインカ帝国にスペイン人ピサロが
流れ込んできた
男性が死んで女性は略奪された
つまりY染色体はかつての戦争や暴力の
結果でもあった
つまり日本人のY染色体を調べれば
日本がかつてどの民族から
略奪されていたかがわかる
日本人のY染色体の半分が縄文人だった
残りの4割が南中国、そして1割が北中国
弥生時代の中国からの流入は「移民」である
そして喧嘩することなくうまく混ざった(笑)
弥生系と縄文系の血が混ざったのは
「古墳時代」と分かっている
弥生系が入って来たのは5000年前
3500年間は山に縄文人がいて平野には
弥生人がいて共存していた
つまり日本列島は「のどか」だった(笑)
日本には略奪された歴史がない
中国や朝鮮民族のY染色体は北中国系が多い
そして中国や朝鮮民族には縄文人の
Y染色体はほとんどない
面白いことに縄文人と同じY染色体を持つのは
「チベット人」である
もともとアジア全体に縄文人がいたのが
戦争や侵略によって消えて行き
チベットと日本だけにアフリカからの
源流遺伝子が残ったことになる
チベットは山、日本は海
侵略を免れた奇跡の国ともいえる
日本人の存在自体が
「世界遺産」である(笑)
これらは科学の立証に基づいたものなので
新説が出ない限りは覆らない
海に囲まれた島国であったこと
民族交代がなかったから王朝交代もなかった
王朝交代のたびに大陸では殺戮を
繰り返してきたが日本は平和だった
日本人が集団で助け合って暮らす気持ちや
あえて戦争を好まない温和主義や
独特の文化が作られてきたことも
戦後の変革だけではなく
もともと縄文人と言う遺伝子を持つ
日本人の性質なのではないかと、ふと思った
※https://youtu.be/-liE1A6cr4I?si=EEZnJOG-LGNGf6ne