2024年10月1日　火曜日

猛暑に振り回され
地震に振り回され
何だかあっけにとられたような
一年だった
（あ、まだ終わっていないか…）(笑)

引きこもって2年のもんちっちの
社会復帰は時間とともに
困難になっていくのを感じている(笑)

さて、今日は気分を変えて
全く別世界の話題

喜ばしい楽しい話題ではないが
日ごろちょっと気になっていたことを
堀り下げてみようと思う

さて、サイコパスと言う横文字は
たまに聞くが
正確にどんな人かと言われたら
なかなか答えがつかめない

「サイコパスとは共感や罪悪感の欠如
反社会的な行動パターンを特徴とする
人格障害」
DSMでは反社会性パーソナリティ障害
とある

つまり感情的な反応に乏しく、冷酷冷淡で
他者の心を平気で踏みにじり、自分の利益を
最大化する犯罪者のイメージがある

その一方表面的な魅力やカリスマ性を
備えているところもあり、暗黒の魅力さえ
漂わせている

※1分

サイコパスの診断にはPCLーRという
チェックリストがある
対人感情的要素、反社会性の項目や
乱れた性行為や短期間の婚姻生活など
多岐にわたる項目をチェックする

サイコパスには遺伝的な本人の脳の特性と
環境要因がもとになり発生する
後天的なものは「ソシオパス」という

脳はアドレナリンやセロトニンなどの
脳内物質の伝達により活動しているが
サイコパスはこれらの物質の分解に関わる
モノアミンオキシダーゼAが少ないことが
わかっている

またこれらをつかさどる遺伝子に
変異を生じている場合もある
つまりサイコパスの脳は特定神経伝達
物質が過剰だったり少なかったりしている

またサイコパスの脳は扁桃体という
報酬学習や人間同士の社会相互作用や
道徳を司る部位が小さいかもしくは
機能不全に陥っている

そして脳の前頭前野と偏桃体をつなぐ
鉤状束という敗戦の部位の機能が
低下している

※4分

ちょっと専門的すぎて難しいが
その特徴的な脳のせいで
社会的な悪とみなされる行動と
それに対する罰との関連を
結びつけることができない脳と
考えるとわかりやすいかな？
なに？よけいわかりにくい？(笑)

サイコパスは社会規範や道徳や
規律や正義と言った常識を軽々超えて
逸脱する

先天的な理由だけではなく
幼少期の虐待やトラウマも先に書いた
脳の部位の成長に影響を与え
サイコパスを誘発することがわかってきた
（ソシオパス）

世にいう「毒親」はサイコパスを
誘発する
もともと持っている親からの遺伝子が
刺激されるのである
また妊娠時の喫煙やストレスは子どもの
脳の成長に悪影響を与えることは周知のとおり

全人口の1～3％がサイコパスと
考えられているが
受刑者では20～30％がサイコパスであると
いう統計もある

※5分

しかし攻撃性や残虐性を伴わないマイルドな
サイコパスは、現代社会の勝者にもなりうる

サイコパスが多いとされる職業には
会社経営者、外科医、弁護士などの成功者が
多い

ヒマラヤの山奥で長年精神鍛錬を積んだ仏僧が
深い迷走状態に入った時の脳に類似している
という報告もある

このサイコパスを誰もが経験することができる
「経頭蓋磁気刺激法」というのがある
一部の脳の疾患の治療として使われている

これを発見した博士は自身が自ら実験し
「まるで魂が食器洗浄機にぶっこまれたような
最高の気分」と言っている
「冷静、無敵」だったらしい
※https://youtu.be/50SNr8T2Cl4?si=FLpLkM6QGq74lX1M

もんちっちは脳みそが食器洗浄機に
ぶっこまれるのは嫌だなあ(笑)とは思うが
治療ができてサイコパスも減るならば
それも朗報なのではないかと思った(笑)

過去に紹介した映画
「ドッグマン」や「ニトラム」
そして「ジョーカー」のような
凶悪犯罪がなくなる日も
そう遠くないような気もするが
社会の中のサイコパスをなくすのは
時間がかかりそうだ(笑)

☆(笑)

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