秋になると寂しくなるのは人間だから
2024年10月6日 日曜日
秋雨の前線のせいか肌寒い一日
秋はなんとなく寂しくなる
なんで?(チコちゃんみたい)
(さて、今日の課題が見つかった)(笑)
一応見聞録だから答え探しの旅に出る
・日照時間の減少による
神経伝達物質のバランスの変化
・1日の寒暖差による自律神経の乱れ
・身体的に受ける刺激の減少による
心の余白の出現・・・らしい
秋は日照時間が短くなって
セロトニンやメラトニンなどの
神経伝達物質のバランスが乱れ
気分や感情の変動が変化する
セロトニンは感情のコントロールや
神経の安定に関わっている
日照時間が短いと分泌量が減るため
気分の落ち込みや疲労感、倦怠感が起こる
秋は朝晩は肌寒く日中はまだ暑さが続きく
寒暖差から体温調節がうまくいかなくなり
自律神経が乱れやすくなり
気持ちの不安定さを感じるらしい
さらに春から夏には陽ざし刺激を受けるが
秋になると日差しは弱まり
日中の時間が短くなって刺激が少なくなる
このことで生まれる心の「余白」が
寂しさになっているようだ
いずれにせよ人間は構造上?
「秋は寂しくなる」らしい(笑)
陽ざしが減少して刺激が少なくなった分
読書、音楽、映画鑑賞などや運動をしたり
人とつながり合い(ふれあい)を
共有する体験が寂しさを癒してくれるようだ
For The Peace Of All Mankind (落葉のコンチェルト) / ALBERT HAMMOND
世界一幸福な国はフィンランド
(日本は47位:2023年)
なのに自殺率が高い(世界10位)
(日本は6位)
https://youtu.be/obPzjT0kaqo?feature=shared
幸福度の上位国が自殺率も上位になっている
どうしてだろうか?
原因の一つは「天気」
北欧は地理的に夏は「白夜(はくや)」と
冬は「極夜」になるところが少なくない
白夜は一日中太陽が出て「不眠」になる
また冬は一日中太陽が出ない
つまり太陽の光をあびることができない
前記したように
太陽はセロトニンを生成する
セロトニンは幸せと感じるホルモンで
折るになるとメラトニンになって
睡眠を促す
グリーンランドは11月~1月までの間
太陽を見ずに生活することになる
自殺者は6月(白夜)と冬(極夜)に
多いことからもわかる
またこうなると「お酒」を飲んで
過ごすことが多くなる
実際アルコール依存症による死亡率が高い
体を温めるために素数の高いお酒を
飲むことで依存度は高まる
Sting - Shape Of My Heart (lyrics)
秋になると聞きたくなる(笑)
グリーンランドに限って言えば
90%のイヌイットの生活が
狩猟生活から都会化した生活へ
変化したことが若者の都会への移住が
進み、過疎化したことも大きな原因である
人間の孤立化が進み自殺者が増えた
都会へ出たのなら隣人がいるだろうと
考えがちだが、都会の人は伝統や歴史を
共有していない「他人」である
ここで孤立が生まれる
デュルケームの著書「自殺論」によれば
「自由や豊かさが自殺を促進する」という
つまり幸福度が高くなれば自殺率は上がる
「最も生活に余裕があるとき、人はもっとも
人生を放棄する」という
なぜかというと
「考えすぎて、生きている理由が
わからなくなるから」だという
現代は生きることがたやすくなった
生き延びることがたやすくなり
血統を絶やさぬことや宗教などの
しがらみもなくなり
「人生の意味」が分からなくなり
「考えすぎた」ために自殺してしまうという
(自己本位的自殺)
これは社会との結びつきが弱いほど
起きやすい
田舎より都会、既婚者より未婚者に多い
フィンランドでは人口の7%が
うつ病の薬に頼っている
日本でもコロナ後に失業などの理由から
うつ病が急増した
つまり環境を選ぶことでメンタルは
コントロールできるということである
住む場所、働く環境、付き合う人
これらは自分の意思で変えることができる
「思い切って手放す」勇気も
幸せに生きていくために必要なときが
あることを
あらためて感じた
感傷に浸れるのは
心に余裕がある証拠(笑)
☆(笑)

