口にしてはいけない統計の事実

2024年10月19日 土曜日



一週間ほど前になるが
「ひろゆき」が賠償金を払うことにしたと
ハックで話していた


結婚して子どもができて
年々変わっていく彼の姿を見てきた
ADHDと自称する彼に
何の異変が起きているのだろう


言いたいこと言うから
高齢者は彼を嫌う人が多いが
もんちっちは彼から学んだことが
結構たくさんある


能登に行って行政の対処の遅れを
ネット上で強く指摘し続けたのも彼


情がない奴だと思っていたが
年を取って、家族ができてから
変わってきたように感じる


小さい子や若者に人気があり
自分にも子どもができて
良い父親、世間から認められる人になろう
という気持ちが生じたのかもしれない


空気が読めないはずのひろゆきも
ある意味、大人になったのかもしれない(笑)





さて、前置きが長くなってしまったが
今日は脳科学者の中野信子さんの記事から
世間ではタブーな話題を・・・



アメリカの刑務所の実験で
出所持に「整形」するグループと
整形しないグループでその後の再犯の
統計を取った研究があった


結論から言うと
整形をして出所したものは再犯率が
圧倒的に少なかった
(犯罪と職業についているかには
相関関係がある
つまり就職していない人の犯罪が多い)


就職するにも「顔」が与える印象は
大きいという結論である



またネットフリックスの「ドーターズ」という
番組が12年くらい前からあって
その番組の中で、受刑者とその娘が正装して
ダンスを踊るというのがある(NPO主催)


ここで娘とダンスを踊った受刑者の再犯は
95%減ったというデータがある


刑務所のカウンセリングで
「娘はあなたしか頼れる人がいない」と
刷り込まれる(笑)
それでも娘のために真っ当な人になろうとして
「変わる」のである
(息子の場合はこれが成立しない)





偏見とは統計の連続であったりする
例えば低身長の人より高身長の人の方が
運動選手として成功するといった例


低身長な人が運動ができないというのではなく
高身長の人が運動の機会に恵まれることが
多いからである(誘われる機会が多い)
だから高身長の人に運動性能が高い人が多くなる
これは統計上の事実である



偏見にはこのような統計的な偏見だけではなく
差別を含んだ偏見もある
〇〇人だから知能指数が低いとかである


また〇〇人だから犯罪率は高いというのは
その人種によって犯罪率が高いのではなく
〇〇人が置かれている経済状態が悪いから
犯罪率が高くなると言える


人種によるのではなく
その人達が置かれている経済的な環境が
犯罪者を生み出しているのが事実である


貧乏な地域にいる人種が裕福になれば
自ずと犯罪率は減少する


日本ではベトナム人や中国人の犯罪が
増えていいるが、貧乏な人が多いために
国名があげられるのは仕方がないともいえる


しかし人種によるのではなく
やはり置かれている経済状態によることを
認識しておく必要があると思う
もちろん日本人の犯罪が一番多いのは
言うまでもない(笑)





相関関係と因果関係を誤解する人は多い
アリゾナ州に肺がんの死者が多いと言われて
いたが、実際にはカリフォルニア州の肺がん患者が
アリゾナに引っ越して死亡率を上げていた
ことが分かった


ワクチンに関しても、ワクチンを打ったから死者が
増えたわけではなく、ワクチンの普及と死者の
増加が並行して起こったことによる統計上の
誤解である



また目的と手段を間違える人も多い
お金がいっぱいあったほうが楽しいが
ちやほやされて嬉しいのであれば
友だちや家族を作ったほうがいいわけである
それをせずにお金を稼ぐことに集中して
本末転倒な人生を送る人も少なくない
目的と手段を間違えると人生は
思わぬ方向に進んで行く
https://youtu.be/hEH0GAKWaTE?feature=shared
※口にしてはいけない統計の事実:ひろゆき



統計という「事実」の陰に潜んでいる
本当の意味を考えないと
真理に到達することはできないのである







The Power and Promise of NASA’s International Partnerships
※2分



人間が小さく見える


宇宙には未知の世界が無限にある





悩める愛すべき子羊へ捧げる



中島みゆき 



人生なんて誤解の連続からできている
そして偏見を持たぬ者が
そこから愛を学ぶ

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