ラッセルの「承認欲求」不幸の原因
2024年10月21日 月曜日
今朝は三度寝してしまった
一度目の夢が二度、懲りずに連続して
同じ夢を見た(笑)
”地球最後の日が来ることになって
みんな無言で静かに片づけをしている
そして一人二人と姿を消していく
近隣の家家屋もなぜか家族で家を
出ていくのではなく
一人一人無言で散っていく
もんちっちは息子と一緒に出ていきたいと
思っているが、それを言い出せず
息子も一人で静かに出て行った
家の中に一人で静かに最後の日を待とうと
するが、なかなかその時間が来ない
もんちっちは地球上にたった一人
取り残されてしまった・・・”
変な夢だった(笑)
これも寒さに向けて身支度せよという
脳からの警告なのかもしれない(笑)
今日はラッセルが言う
「承認欲求」について考えてみる
現在はインスタなどで自撮りを上げている
人などを指して「承認欲求モンスター」などと
言われているが
この承認欲求とは何なのだろうか
承認欲求は誰にでもあるもので
おしゃれをして誰かに見てもらいただったり
自分の話を聞いてほしいだったり
自分のことを評価してほしいという思いである
しかしこれが限度を超えると
人を不幸にするとラッセルは言っている
承認欲求が強い人には共通点があり
子どもの頃の欲求を解消できずに、それに
縛られ続けていることが多い
※ラッセルは1872年イギリスに生まれた
数学者、哲学者である
(祖父はイギリス首相を2回務めた名門貴族)
1950年に哲学でノーベル賞を受賞し
平和活動ではアインスタインと協力して
核兵器の根絶や科学技術の平和利用を提唱している
2才で母親を、4才で父親を亡くしている
祖父母に育てられるが、過酷な生活を強いられ
子どもながらに死にたいと思っていたという
第一次世界大戦時も反戦運動を起こし
ケンブリッジ大学の役職を解かれ投獄される
ラッセルは58歳のとき「幸福論」を出版した
その中で彼は不幸になりやすい人を3つに分けた
一つは罪人
常に自分を非難して「自分はこうあるべきだ」
という強い思いに取りつかれ、それ以外を罪と
考える人を指す(自己肯定感が低い人)
自分の理想との差に苦しみ自分を非難してしまう
これは幼少期に持つ正常な満足感を奪われ
価値観を刷り込まれたことが原因である
「いい大学に行きなさい」とか
「いい会社に入りなさい」
「真っ当な人間になりなさい」と刷り込まれ
それにこたえられないことを「罪」と考える
そして守れない自分はダメな人間だと思い込む
あるいは異常にこだわって逆に一転し奔放になる
二つ目がナルシスト
承認欲求に支配されたナルシストは、自分で
自分の行動を狭めている
だからいつまでたっても自分の本当の目的を
達成できない
同情や注目を集めて要求を満たそうとする
そしてその根底には自分自身の自信なさがある
自分をさらけ出すことに臆病になっている
三つめは誇大妄想狂
(今風に言うと自己愛性人格障害かな?)
これは自分を過信しすぎることを言う
自分の能力を過信すれば
どこかで超えられない壁ができて
そこで挫折してしまうのだという
※出典元:https://smtgvs.cdn.weathernews
幼少期に貧乏だった人は
お金に固執するようになる
一つの満足に固執することによって
他のものを犠牲にしてしまい
大切なものを失い
その結果不幸になる
また競争と妬みも人を不幸にする
生活に十分な収入があったとしても
周りとの比較によって他者を妬み
自分を情けないと思ってしまう
そして他者よりももっとと競争を始める
他者よりも稼ぐこと
他者よりも成功することなんてのは
幸福のなかの一つの要素でしかないのに
どこまでも競争を続けることで相手を妬み
最終的には自分が不幸になる
また世評に対する怯えがある
自分が周りにどう思われているか、周囲に
認められないと不安になる
幸せになるためには
周りの意見に左右されることなく
自分が信じた道を突き通すべきだと
ラッセルは言う
やってみてダメだったら
またその時にまた考えればいい
ラッセルはそう言っている(笑)
https://youtu.be/ndDvAEUVGio?feature=shared
そうか、承認欲求とは
「承認してほしいという欲求」だった(笑)
幼い頃に得られなかったものへの要求
そしてそれを消化できずに
過去に縛られ続けている証拠だったんだ・・・
インスタグラムやXには、世界中の
たくさんの不幸がつづられているような気がして
ちょっと切なくなった
映画「シック・オブ・マイセルフ」予告編
※1分半
シック・オブ・マイセルフ・・・究極の承認欲求
機会があれば観てほしい
秋の夜長に聞くブルース