陰謀論

2024年1月13日 土曜日



1月行ってしまう、2月逃げる、3月去る
どこかでそんな言い回しを聞いたことがある


あれよあれよと思ていたら
もう半月が過ぎている


老いも加速度的に進んでいくのか
そんなことはない(笑)





へ~、そうだったんだ(笑)
いくつになっても
学べることが尽きない(笑)




もんちっちが若かったころ?
(今も若いが)(笑)
「陰謀論」をよく信じていた


テレビが主な情報源だったが
時代とともにSNSが普及して
誰もが情報の発信や受信が
できるようになった


最近ではフェイクニュースやデマ
陰謀論を信じる人が
増えているように思う


これまで情報を積極的に調べようと
しなかった人たちが
受動的にSNSから情報を
受け取ってしまうようになり
中途半端に知識が増えるという
現象が起こる


陰謀論やデマを信じやすい人は
「努力家」という特徴がある
努力家は、物事をなかなか諦めない
つまり「原因論」が「陰謀論」に変わる





ある犯罪が起こったときに
人は「原因」を求める
しかし、たった1つの
明確な理由で起こるわけではない


刑事ドラマや小説なら
犯人の動機は明確であるが現実は
もっと複雑に絡み合っていて
どうしようもないと言えるほどの状況で
犯罪や事件は起こっている
つまりグレーゾーン」が
努力家には理解できない


誰が悪いのか、何が原因なのか
悪者は誰かを明確にしないと
気が済まない
そして「努力や根性が足りないから
彼らは悪いことをしたり
間違いを犯すのだ」と信じてしまう


努力家は、悪事を働く者は大岡越前などが
裁くことを期待する
だから陰謀論に絡め取られてしまう
自分たちの生活や日本の状況が
よくないのには裏側に悪者がいるのだと
信じてしまう


実際ありもしないでっち上げに
「敵」を想定して
やっつけてくれるヒーローに期待する
ネット社会が招いた悲劇でもある





陰謀論を信じやすい人は
中途半端にネットの情報を一切見ないか
とことん情報を収集して
出ている情報の反論まで検証するかの
二者択一である


努力家が中途半端に情報を収集して
検証もせずに陰謀論者に反論する人を
「敵」とみなすのは危険である
これが熱くなれば「洗脳」状態になる


情報過多のこの時代、発信者の信頼性や
専門家の意見に耳を傾け
さらに「自分の頭」で判断する能力が
問われている


今はどんな情報も
クリック一つで手に入る
中途半端に知識を得て
「なんでも知っている」は危険な判断
何十年もかけて研究する人など
いらないことになる


You tube を見ても
恐怖心や興奮を煽るばかりの投稿が多い
ハリウッド映画も
一時はセックスと暴力で興味を引いた


ありもしない事実を
あたかも真実のごとく発信し
それを安易に鵜呑みをして
恐怖心を抱くのは時期早尚である





コロナのパンデミックのときも
ワクチンに陰謀論があった


人の遺伝子に作用するものだから副反応は
様々な形で出現するのは予想できた
何度も接種すれば、免疫力は極度に低下する
しかしワクチンで救われた人と
副作用で亡くなった人の比を
考えれば理解できる
抗生物質一つをとっても
抗生剤に「勝てない」人は
生物学的に必ず出現する
素人が軽く「ググった」だけで
陰謀論に加担するのは
いかに軽率かが分かる


同調圧力に弱い日本人にとっては
陥りやすい「罠」でもある


ホントに日本人は人がいい
だから騙されやすい(笑)



人を信じなさいと教わり
人を見たら泥棒と思えは
昨日の記事の「二重拘束」であるが
どちらも必要な教訓である
そして場に応じて、どちらを選ぶかが
「教養」の差であると、もんちっちは思う


陰謀論の発信者には「心の問題」を
抱えている人が多い


「罠」に囚われることなく
今日一日を楽しく生きることに
時間を費やすことが
一番の幸せにつながるのではないかと
もんちっちは思う





2023年10月のはな



日進月歩で
科学技術は塗り替えられる♡

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