おひとりさま

※ご報告
昨年7月に始めたこのブログの記事を
昨日まで見直し、校正しておりました。
引用部分の不透明さや著作権法に触れそうな
文章、画像や写真をすべて削除いたしました。
2週間の予定でしたが20日かかってしまい
その間、日付調整のために一日に記事が
複数回出てしまったこともあり、大変
お見苦しかったことをお詫びいたします。
私の記事はあくまでも私見であり
科学的根拠を持って書いているつもり
ではありますが間違っていることも
あると思います。
私のなかでは、ウソや偽りは一切
ありません。また気持も正直に表現
しているつもりです。
コメントなどで、もしお心を傷つけて
しまっていたらお許しくださいね。
これからもおバカなもんちっちですが
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
       心こめて、もんちっち


※2024年3月14日



2019年11月3日
※過去記事より


おひとりさま


高齢者のお宅を訪問して思うことがある
多くのお宅に
息子さんか娘さんが同居している
年老いたお母さんやお父さんの年金で
暮らしていることも少なくない
年老いた親にとっては 
いてくれるだけで安心なのかもしれない


独身で結婚歴もなく
もしくはバツイチで
家に戻っていることも少なくない
今は親の年金で生活ができているが
自分が年老いたときに、年金もなく
どうやって生計を立てていくのか 
老婆心ながら心配になる


結婚に夢が持てない
してみたが、人間関係がめんどくさい
子どももなく、育てた経験もない
親の成長は、子どもを育てる過程で
培われることも少なくないのだが


何でも簡単にできるようになった
家に電話がある頃は
相手が見えないので言葉を選んだ
手紙で思いを伝えるときも 
相手の気持ちを察しながら言葉を選び
何度も書き直した
話すときは相手の目を見ながら
言葉を選んだ


親たちは少しでも子どもに
いい思いをさせてあげたくて
共働きをした頑張って来た
そして子どもは鍵っ子になって
自分の心にも鍵をかけた
親子の関わりは
「質」と「濃度」だというが
「時間」に勝るものではない


どんな立派な親の家にも 
おひとりさまはいる
物があふれ、お金さえ払えば
手に入らない物はない


貧しさや貧困は
犯罪の一つの理由にはなるが
それを克服した豊かなはずの国の
日本人の「心」は果たして
豊かになったのだろうか


級友が子ども食堂を始めた頃
現代の貧困と金持ちの差を知った
自分自身が、金持ちも
どん底の貧困も経験してきたせいか
貧困など自分の努力で
何とかなると思っていた
おっと、話がそれてしまった(笑)


おひとりさまだが
どうもコミュニケーションが苦手な人が
多いように感じる(私もそうだが)
いつからか自治会や子ども会や
老人会の人数が減り始めて
「かかわり」を避ける人が増えている


「(一人暮らしの)お母さんが
うつ病が悪化して死にたいって言ってます
一緒に病院に行ってあげてください」
と頼んでも
「仕事を休めないので」
という返事が返ってくる
ここにはもう 
親子の関係は存在しない
自分が転倒して
骨が折れて救急車が必要なのに
子どもに迷惑をかけたくないから
報せないでほしいという
他人に迷惑をかけても 
家族に迷惑をかけるなと
誰が教えたのだろうか


戦後の日本はアメリカの個人主義を
利己主義にはき違えて生きてきた
侍魂の、恩義や礼・忍耐や思慮深さは
横文字の都合のいい言葉に置き換えられた
温故知新というが
そろそろ反省する時が来ているように思う
世界中がそうなのかもしれないが
この国日本も
病んでいるように思えて仕方がない



阿蘇山火口 



2024年3月14日


おひとりさまでも
いいんじゃないかって
最近思う


誰に害を与えているわけでもない
親が死んだ後は
その財産で生活できるだろうし
自分で働こうと思ったら
働けばいいい
ただしそのころまでにスキルを維持して
その時代の需要に応じられるだけの
準備はしておいた方がいい


結婚だけが人生じゃないし
事実婚にしろ
その責任は重い
特に子どもがいれば
生涯その子のしたことの責任を
負うことになる
年老いれば、伴侶の健康上の
責任も負うことになる
こんな大変な結婚を
今の若者が望まなないのも
なんとなく理解はできる


産めよ増やせよで生産人口を
必死になって維持してきたのは
誰のためだったのか考える


今の若者は気がついている
大切にされるべきが
一人一人の命や生活ではないことを
この社会の矛盾を彼らは知っている


夢がない希望がない世の中になったと
心配しているのは年よりだけで
若者は逆に自分の幸せが何かを
社会の中ですでに
感じ取っているように思う


おひとりさまが多くなって
困るのは行政
税金で私腹を肥やす行政
財産のある人は税金を払えば済むが
お金のないおひとりさまは
生活保護になる
生活保護が増えて困るのは
行政である



雲仙普賢岳



結構前から
ベーシックインカムの話が出ていた


”※性別や年齢、所得水準などによって
制限されることなく
すべての人が国から
一定額の金額を定期的
かつ継続的に受け取れる社会保障制度”
※ウィキペディアより引用


ベーシック・インカムが 導入されると
年金、雇用保険、生活保護などの
現金給付の社会保障制度はすべて
廃止さ れることになる


そうすればすべての国民に毎月
日本では6~10万円が支給される
アメリカやフランスで一部地域で
試験導入されているが
財政の確保など問題は多い
現在はブラジルで導入されてるらしい


医療依存が高い日本は
医療、介護に関しての制度の改定には
人口動態の推移を観てからという
ことになるのかもしれない
いずれにせよ貧乏な国には
貧乏な制度しか作れない現状がある


日本はお金持ちなのか?
確かに国の中にはお金はある
しかしそれは頑張って資産を
築いた人の財産
しかし国家の物という矛盾
どん底の不況になれば預金は国家に
吸収される
中国みたいに口座凍結になる


数千万円のお金がゴミとして
捨てられたりするのは
ニュースでたまに聞かれるが
余命宣告でもされれば
その人にとってはただの紙切れになる
あげる人もいないし
まして苦しめられてきた行政などに
寄付するなどありえないこと
紙切れ、されどお金、だ


おひとりさまだっていいじゃない
結婚して子孫繁栄だけが
生きる道ではない
もんちっちは、そう思う


生産年齢人口が減る?
それは国の問題
何とかするのが国
国民の気持ちや感情を無視して
突っ走ってきたのが国
そしてその結果が現状
その時々の行政が
目先のことしか見なかった結果


一人一人を大切にしない国に
未来はない


生きにくいのは世間ではなく
この日本という国、社会
この国を愛したいが
愛されるだけの要因が
侍魂と古来の文化以外にない


国を愛したいジレンマだけが
日々の不満になって心をよぎる




そろそろ桜も開花の支度♡

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