もんちっちのフェードアウト

2014年8月10日
※過去記事より


時間


時間は 容赦なく流れていく
自分だけが
スローモーションになったかのように
周りが過ぎていく


私はただじっとして
このままここに居たいのに
少しの間でいいんです
どうかここで休ませてください
私のことは 心配いりません


立ち止まってしまうことは
私のためにならないと
迷っていては私が後悔するだろうと
優しい人たちが声をかけてくれる
その思いに報いようと
私は重い心を背負って立ち上がろうとする
しかし背負ってる荷が重すぎて
ふたたび立ち止まる


通りすがりの人が
「半分もちましょうか?」と
手を差し伸べてくれる
嬉しくて思わず
差し伸べてくれた手を握ろうとするけど
この荷は 分けることができない荷物
「負けないで」「頑張って」と
親身になって応援してくれているのに
私は動けない


このまま地軸が逆転して
浦島太郎のように
あっという間に
年老いてしまえばいいのに
時間を逆走することができるのなら
あの日あの時刻に戻って
自分の心を入れ替えることができただろうに


人が生まれて死んでいくまでの時間は
たった100年
地球の時間で測れば
ものの一瞬で消え去ってしまうのに
長い 
あまりに長い
幸せの時間は瞬間で
苦しみの時間は永遠


私はどうしてここにいるのか
考えてはいけない
なぜなら答えはないのだから
悲しみや苦しみを 
生きていく糧にできるまでのあいだ
あともう少しの時間を
私にください




ダリ(Euphoric)だれ?ではなくダリである(笑)
※こんな時ってきっと、ダリ?誰にもある
2023年9月2日追記



2023年9月2日


世間から社会へ


何だか最近は世間から
フェードアウトしたことに
疲れてきた


孤独が嫌なわけではない
世間に迷惑をかけることや
誰かを傷つけてしまうことを
かかわりを断つことで生きてきた緊張感に
自分が疲れてしまったのである


半年近く引きこもりの生活をしてきて
連絡があったのは
家族と親友と、たった一人の女性
彼女は仕事上の取引先みたいな関係
お友達になるには
考え方や生き方が
あまりにもかけ離れているので
お友達とは思っていない


だからもんちっちが
世間からフェードアウトしようが
しまいが
皆にとっては
どうでもいいことのようである(笑)



嵐山



60歳の時に高校の還暦記念の同期会があって
最初で最後のつもりで参加した
同級生二人と久しぶりに会えたことは
嬉しかったが
その他100名近くの同期生
なかには幼稚園から一緒だった人もいたが
その人たちから
誰ひとり声はかからなかった


要は60年経っても気持ちは
その時のまま、ということである


人の心は変わらない
わずかに声をかけてくれたのは
当時人気者だった音楽バンドの
メンバーの面々
何度かギター担当のまなぶ君と
デート?したことがあった
いつも仲間が隠れてついて来るので
バカにされてるような気がして
付き合わなくなった
そんな、ほろ苦い思い出(笑)


高校はいろんな意味で地獄だった
未だに記憶は断片的で
もんちっちの頭が
記憶から排除せよとの命令を解かない


半世紀近く経っても
人間の感情は変わらないという事実を
身をもって感じた
悲しい同期会であった


そのとき、帰省したついでにいに
何十年も行っててなかった親戚巡りをした
おじさんやおばさんが亡くなったときも
お悔やみを伝えることもできなかった
今も田舎に住んでいる従弟二人と合い
おじさんやおばさんに
線香をあげることができた


小さいころ、本当にお世話になったのに
お礼を伝えるまでに半世紀が経っていた



三国峠


同期会で幼馴染が話しかけてこなかったのは
もんちっちを許していない証拠
きっと15年もの間に
もんちっちは彼女たちを傷つけていた
そして親戚からも連絡がなかったのは
父親だけのせいではなく
もんちっちがその後に
関係を修復してこなかったせいだと
身をもって感じた


誤解を解くということは
言い訳でもある
もんちっちは、言い訳が苦手だった



そのことがあってから
再雇用で5年働いた
その職場には
以前もんちっちがある人に
頼まれて採用した人がいた(Hさん)
そしてもんちっちの後任として
働いてきた人(Nさん)
もう一人はもんちっちが人事にお願いして
採用してもらった知り合いの娘さん(Mさん)
もんちっちのあとに入ってきた
男性が加わった(Kさん)


順調に経過していると思ったある日
その知り合いの娘さんが
もんちっちを無視するようになった
それがもんちっちの退職までの2年以上続いた
あと2年、という思いで任期は全うしたが
心にぽっかり穴が開いてしまった


それからいろんなことを分析した
まずはみんなの心の状態を知りたかった
そして日々のかかわりのかで
自分の何がいけなかったのかを
知りたかった
※職場はサテライトで5名定員の
 専門職の相談業務


Hさん:元部下、今上司 50歳半ば
知り合いの奥さん頼みで私が人事に
つないだが
彼は発達障害で対人業務には
向いていなかった。
他の部署でも断られ年功序列で現職
にとどまっている。
病院も行政も「頭数」がいれば問題なし
という対応しかしない。
逆玉に乗ったので妻の力が強い。
業務はこなせないが優しい性格。
空気読めない。業務がこなせないため
Mさんに反論することもできないでいる。
    
H2さん:以前の職場が一緒だったので
彼が上司でいてくれた間は何の問題もなく
過ごせたが、Mさんの密告?等で配置転換
を言い渡され不服としその後退職(普通の男性)
私が以前働いていた職場の事務職で知り合い。


Nさん:性格に偏りあり。60代
鼻声で甲高い大きな声で話す。
同居の義母の世話を回避するために
働いている?
H2のパワハラ?とMさんの報告で退職。


Mさん:演技性人格障害に極めて近い性格。
40歳前後。知り合いの娘さんだった。
医師と結婚し、子どもが3人いたが
相手に人生をやり直したい人ができて
月に30万から50万の養育費と都度の教育費
他で離婚。子供子どもに尊敬される仕事を
したいというので、私が人事に紹介した。


Dさん:典型的発達障害 
そそっかしい、空気読めない、不潔等々。
私には牙を向けてくる。
以前の職場を首になった傷が癒えていない?
Mさんの言いなり?で、隠れてお土産など
渡している。50代後半。
  
Kさん:新人、自己防衛が強い。50代前半
普通の人かなと期待したが性格に偏りが
大きい。離婚した夫を憎んでいる
自分の両親と子ども2人と生活。
Mさんに従順。


※もんちっちは完全な四面楚歌(笑)
 ここで完全なカサンドラ症候群で
 あることを確信した。
 (でも人のせいにしたくはなかった)
 2年、歯を食いしばった。


おそらくもんちっちはH2さんの退職後から
Mさんのターゲットになっていた
もんちっちと同様な業務を
こなせるようになれば
もんちっちの存在などゴミになる
(彼女はその日まで猫でいた。
そしてある日突然、虎になった)
この頃、かなり落ち込んだ。
人間って、そういうこともできるんだと
怖さを知った。
恩だの義理だのいらないが
無視するのだけはやめてほしかった。


でもそれは
彼女が成長して
一人前になってくれた証拠でもあり
私を踏み台にしてくれたことは
なんとも思ってはいない
しかし最後の2年半にもわたる無視は
いささか老婆心でも傷ついた
しかも彼女は、他全員を先導して
もんちっちに牙を向けてきた
何度もかばってきたり
支えてきたつもりだった
でも結局、そうではなかったこと
そしておそらくは
もんちっちが気づかない間に
彼女を傷つけていたのだろうと気づいた


因果応報
原因はもんちっちにあり
なるべくしてなった結果


しかし学んだこともある
人とは距離を置くこと
そして見ないふりをして
客観的にその人を分析すること



六義園



同期会にしろ
職場にしろ
昔と同じか
同じことの繰り返し


もう、いっか
こんなことの繰り返しなら
退職後は働くのをやめよう
そう、思った


かっこよく
世の中からフェードアウトしようと
いきがっていた9か月
だが世の中が、すでに
もんちっちをフェードアウトしていた(笑)



小さな目で見れは悲劇だった
しかし大きな目で見ると喜劇だ



くだらん意地は張らず
過去は気にせず
(気にしてくよくよしたとこで
 過去が変わるわけではない)
自分だけの新しい自分社会を作っていく


これがもんちっちの世間からの
フェードアウトストーリー(なんちゃって)
つまらなかった?かな?(笑)



昨夜どなたかのブログでお見かけした言葉
”どの人も、どなたかのお子さん”
確かにそうだ


胸を打たれた
そう、自分や自分の息子がかわいいように
職場にいるアンポンタンも
誰かにとっては大切な息子なのである


逆に会社にいる窓際族のクソジジイも
同様に
誰かにとっては
大切な夫であり父親である


そしてある人のブログの自己紹介欄に
”今までのことは、もういいです”と
書かれていた
過去への決別である
その一言がもんちっちを後押ししてくれた
大変な苦しみや悲しみがあったであろうが
その一言に中に
孤高の気品さえ感じた




日々学習
自分に厳しく他人に寛容
そんな人になるまでには
千年かかりそうだ♡






もんちっちは 凡人なり♡

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