猛暑がもたらす心身への影響

8月20日


なにひとつ生活に不自由はないのに
(傍から見ると貧乏なのであるが)
心が晴れない


経験から季節病なのだと認識してはいるが
思い出すまいとしていた
過去の悲しい出来事や
封印してあった思いが
ある瞬間にふと蘇る
また夢に見る


(ディズニー インサイドヘッドり拝借)


巷ではクラクションを鳴らす
若いドライバーも増える
また異様に疲れたという
感じがするのもこの時期



(インサイドヘッド シネマカフェより)


体の疲れは脳が疲れることで起こる
疲労がたまり自律神経の機能が低下して
いつもなら対処できるストレスに
体が対応しきれなくなる



静岡県賀茂郡西伊豆町あたり?の清流



猛暑の中の危険とは
暑さと紫外線と寒暖差


気温が上がれば人間は活動しやすくなる
しかし度を越してしまうと
体の深部の体温を下げなければと
兵隊が総動員される
体の臓器の要所要所で
待機していた兵隊が動員されてしまうので
全体的に活動が鈍くなる


簡単に言うと、集中力を低下させ
眠気をもたらす
意欲が下がり
スッキリしない気分のまま何かを
しなければいけない環境では
イライラもつのり
夜も暑くて寝不足になれば
イライラはさらに募る



静岡県伊豆高原城ケ崎海岸 2010年ごろ



”気温が高くなりすぎると
人を助ける行動が減る
自分のことで精一杯で
周囲に気を配り困った人に気づいて
助けることができにくくなる
人に親切にできないと
人からも親切にされないため
イライラするという悪循環となる”
※European Journal of Social Psychologyより引用



暑くなると体は覚醒状態になるのに
脳の働きは鈍くなって
認知機能が下がって意欲は減退する
このアンバランスがイライラや
乱暴な行動の原因という学者もいる


猛暑のなか自転車でフラフラ運転していて
後ろから
「あぶねーぞ! クソばばあ!」
「ばばあ」で十分なのに
「クソ」がついてくる(笑)
お兄さんの性格が悪いのではなく
地球温暖化がそうさせている(笑)



先輩宅(神奈川県真鶴町)海岸にて 
ほぼ半世紀前か(笑) みんなまだ生きてるかなあ(笑)
涼しい画像と思ったが
男子ばかりでよけいに暑苦しくなった(笑)


アメリカの研究では、気温が4度上がると
殺人や強盗などの凶悪事件が10万件増える
というデータがある


もう一つ、紫外線も大きな影響がある
紫外線が目から入ることによって
その刺激が脳に伝わり
自律神経のうち交感神経が優位になる
つまり兵隊は常に
戦闘態勢に入っていることになる
日照時間の長いこの時期に
強い紫外線にさらされることは
結果的に体を疲弊させる


冷房と屋外との温度差も
体にオンとオフを強制的に作るので
負担がかかり、疲れやすくなる


さて、以前からお話してきたが
唯一の解決策は、質のいい睡眠である
育つ子はよく寝るというが
それは年寄りにも当てはまる?
もんちっちは順調に育っている(笑)


地球と太陽の距離は
もう何万年も変わっていない
もうすぐ秋が来る(はずである)
ぐっすり眠れるのもそう先のことではなさそうだ



山下清が愛した長岡の花火



みんなが爆弾なんかつくらないで


きれいな花火ばかり


つくっていたら


きっと戦争なんて


起きなかったんだな


画家 山下 清



あちこちで花火の音がこだまする
外に出てみたが、何も見えない
そっか ここは谷間だった
音だけ花火
それもいっか(笑)




質のいい睡眠を!♡

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