ルネ・ジェラール

2024年4月12日 金曜日




なぜ人間は殺戮を繰り返すのか
人は非暴力でそれを止めることが
できないのか


ヒトとしての最大のジのジレンマである


ルネ・ジラールという学者が
興味深い著書を残している


”ルネ・ジラールは、フランス出身の文芸批評家。
アメリカ合衆国のスタンフォード大学や
デューク大学で比較文学の教授を務めた。
 いわゆるミメーシスの理論を考案し
欲望のミメーシスな性格の発見によって
新しい人類学の基礎を築いた。
自身では暴力と宗教の人類学を専門とすると
述べている。 ”
※ウィキペディアより引用




人類の歴史は飢餓との戦いの歴史であり
飢えによる闘争が起きて来た
それは必然的でもあり普遍的に起きて来た
と、彼は言う


トマス・ホップスは
「万人は万人に対して狼である」と
言ったが、それだけでなく
ルネ・ジラールは「欲望の三角形」という
概念を打ち出した
この考え方は「模倣の欲望」ともいわれる




花子は太郎が好き
太郎も花子が好き
花子が太郎を好きなのを見て
美智子も太郎を好きになる
しかし美智子は本当は太郎が
好きなわけではない
しかし花子にとっては美智子が
ライバルとなり「障害」となる
また花子も美智子を真似するようになる
そして花子と美智子の「差」が小さければ
小さいほど互いが「邪魔」になる
人間の敵は人間であるという図式は
太古から続いている


小さな集団社会においては
このような環境の中で欲求不満が生じて
「暴力」を振るうようになる
(相互暴力の蔓延という)
これは集団にとっても非常にストレスが
大きいことから
それを解消するために暴力を向ける対象
つまり身代わり(供儀)を作ったという
この「生贄」の儀式によって集団社会は
秩序や連帯を保って来たと彼はいう
(贖罪の山羊)





人間は誰しも
この要素を心の闇の中に秘めている
しかし誰もがそれを認めたくもないし
見たくもない


そしてこの犠牲者は神格化される
しかし中世の魔女狩りやホロコーストなど
現代においても続いている
身近ではリンチによる殺人やいじめも
同じである
この仲間外れや「共通の敵」は
太古から続く「集合暴力」への回避の
表れだと彼は説いている
言うまでもなくこれは自分が生贄にされない
ための「豪」である





人間はこのまま滅亡するまでこれを
繰り返して生きていくのか


そうではないと彼はいう
暴力ではなく「愛」を選ぶ
「岐路」はあった
言うまでもないイエス・キリストである
彼は非暴力と愛による人のつながりを
説いた


ルネ・ジラールはこう伝えている
「これまで隠蔽や抹殺されてきた歴史と
供儀が明らかになってきた
もはやこのような歴史や集合暴力を
隠蔽することはできない」という


人間の心の片隅に太古から残る「闇」


人間が常に進化しているものならば
その精神性も
過去の歴史に
学ぶものでなければならないと
もんちっちは感じた





未だに地上で起こる殺戮は
まさに原始人そのものの行為だと
誰もが気づいてている
なのに未だに
世界中から「犠牲者」が消えないのは
地球人という原始人が進化しないまま
未だ発展途上にいるということなのだろう





4月11日のニュースでは
韓国の総選挙が始まった


スーパーを視察したユン大統領が
ネギの特売品の値段を妥当だと
言ってしまったことで火が着いた
市民のなかでは選挙戦にネギを振りかざす
人もいて、その幼稚さに呆れてしまった


大統領はネギの値段など知らないだろう
どこかの国の大臣でさえ
カップラーメンの値段を知らなかった
んだから(笑)
物の値段を的確にこたえられる国家主席が
いたら、ちゃんと政治の仕事をしているのか
逆に不安になる(笑)




ゆっくり夏が来るといいな♡

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