希薄な社会
2012年2月4日
※過去記事 mixi投稿から
お金持ち
お金持ちが頂点でお金持ちのための社会
教育も住む家も食べ物も
病気になったときの手当ても
老後を過ごすホームまで
いや棺桶まで金持ち中心の社会
金持ちは努力して
頭を使い人の何倍も働いて
自分の富と名声を得ていると言う
貧乏人は努力もせず頭も使わず
怠けて楽して生きているのだろうか
東大卒の親からは
東大卒の子が育っている
お金がなければ
東大へ入るための勉強さえできない環境
アメリカ人は
シュプレヒコールをあげたのに
日本人は傍目で観ても何も言わない
自分のことなのに
言っても無駄だと最初からあきらめている
いやそんなことを
考える能力をも搾取されている
確かにこの国も1%の富裕層のために
国民は年貢を納めている
おしんのころから何も変わっていない
欧州との明らかな違いは
政治のリーダや企業のCEOが
圧倒的に若いこと
日本は未だに高齢者が重鎮となっている
長老から学ぶことも大切ではあるが
若者が担っていかなければ社会を
若者が担えずにいる
もうじき年金だけでは食べていけなくなる
(団塊の世代が
後期高齢者になるころにはさらに)
生きがいのためではなく
食べていくために
足腰立たぬまで働くことになる
若いうちに財産を残せる人は幸いである
お金持ちを批判しているのでも
嫉妬しているわけでもない
小さなころからしっかりと教育を受け
将来のことを考えながら
生きてけるような余裕があれば
準備ができていない
年金生活突入は避けられる
悲哀ではあるが
この国も
お金持ち中心の未来予想図は変わらない
2012年2月18日
神
私はホーキング博士のように
神の存在を信じない
もし神がいるとしたら
それは信じる者の
心の中に存在するのだと思う
自分の罪を知り
悔い改めようと努めても
それでも神は許してはくれなかった
そしてある日を境に
私の中から神の存在は消えた
数々起こる奇跡は
偶然の中の必然にすぎない
弱きもの傷を負ったものを
救おうとする心は
人間の愛である
愛は人の心を揺さぶる
皆が皆を愛せば
この世の中の飢餓や貧困や
いさかいや戦争は起こらない
そんな単純なことを
人間はいまだにできずにいる
2012年2月20日
やさしさ
あの少年もなにかを感じていたら
あんな悲惨な事件は起こらなかった
死刑がいいとか悪いとか
それ以前の問題なのに
あの少年を救える人はいなかったのか
あの少年に
愛を語る人はいなかったのか
小さいときから愛を感じていれば
学校で心に残る先生の存在があれば
近所に情けをかけてくれる
おじさんやおばさんがいれば
あの少年は人としての心
を失わずに済んだのかもしれない
見せしめのためにある死刑という刑罰を
よしとするか否かは私にはわからない
でも ただひとつわかることは
あの少年に
愛を語る人はいなかったという事実だけ
金・神・愛♡