五十肩(四十肩)

2024年3月12日 火曜日


2023年9月20日
※過去記事より


大谷選手の右ひじ手術が成功した
今のうちに今期は休んで
しっかり治療して
来季に備えたほうがいいと
思ってはいたが
彼自身の先を見る目で
結果的にそうなった





3月のWBCにMaxを合わせた
大谷選手の体調管理が
気になっていた
7,8月とホームランをポンポンと
打っていたのが
あとあと影響しないのかなって


いくら何でも生身の体
超人でも疲労する
どこで支障をきたすのか
シーズンの終わりまで持つとは
思えなかった
大谷ホームランで沸く世論に
水を差すようなことは言えないが
悶々と不安ばかりが増すなか
やっぱり体を痛めた


幸い、急発進した甲斐もあって?
MVPは得られるようだが
彼の頭の中には
きっと来シーズンのどこで
復帰できるかを
考えているのかもしれない


いずれにせよ
大谷選手は日本の希望
マイペースで
頑張ってほしい




さて今日は
五十肩について
もんちっちも40代、50代、60代と
10年に一回ずつ経験した


あれ、なんか腕が上がらない
いたたたた、となり
そのうち寝ていても痛んだ


言うまでもなく四十肩
(昔は50代で始まることが
多かったので五十肩)
最近は40代から始まることが多くなり
四十肩になった
(四十肩という病名はない)


いちばん多いのは
肩関節周囲炎というもので
そのなかでも
癒着性肩関節包炎が多い


肩から出る
末梢神経が原因の可能性とか
肩の動きが悪いがために
筋肉がこわばっているとか
肩を動かす三角筋の
付着部の炎症などである


具体的には腱板という
インナーマッスルのスジに
炎症が起こっている腱板炎とか
力こぶの筋肉である
上腕二頭筋の一部のスジに
炎症が起こっている
上腕二頭筋長頭腱炎であったり
腱板疎部という肩の前方の膜や靭帯
などの部分に
炎症が起こる腱板疎部炎などである
※解剖学用語が多くてわかりにくい(笑)





我慢したり放置すれば
その経過は半年から1年続くことになる
自己判断で無理に運動すれば
悪化さえしかねない
※早めに整形外科の受診が必要


レントゲンだけでは診断できない
ことが多い
MRIや超音波エコーで
原因がわかることもあるので
医師の診察が必要である


治療としては


・強い炎症には、消炎鎮痛剤の内服と注射
(3~5回が限度:それ以上続けるようなら
 医者を変えたほうがいい)(笑)


・拘縮(固くなる)にはリハビリテーション
 炎症がおさまったところで
 関節を動かしていく
(これには痛みを伴うので
 理学療法士の管理下で行う)
 自分の痛みと調整しながら進めていく
 ある程度自分で自宅でで
 きるようになったら
 自分でできるよう
 しっかり学ぶことがポイント♡


・関節包が癒着して拘縮している場合は
 関節鏡下授動術(内視鏡手術)もある
 電気メスでクリーニングし
 癒着を剥がし切開していく方法もある
(数日から1週間の入院が必要)


マッサージ、鍼治療や整体治療は
 筋肉のこわばりには根本治療にはならない
 ストレッチやリンパマッサージも
 数回やってみて効果がない場合は
 整形外科へ(笑)


寒い時期には筋肉もこわばっている
早めの受診で適切な治療を受け
早期に回復することを目指し
健康寿命を延ばそう♡




今日は嵐
明日からは晴天が続き
桜も咲く♡

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