美味しいものは家の中にある

2024年5月3日 金曜日



ともすれば今日が何日なのかも忘れる
何日か、ならいい
何月かも忘れる(笑)
幸い2024年であることはまだわかる(笑)





テレビも連休用のバラエティ
グルメ番組も多い
というか、ほとんど観なくて
今日たまたま見たから感じたのかも(笑)
美味しいものを見ながら
粗食でも(笑)十分美味しい


正直食べたいものがない
「若い頃にさんざん食べた感」があるせいか?
食べることに執着はない(笑)


今風のチェーン店は苦手
ファミレスに至っては昔から行かない
(付き合いは別)
どこへ行っても同じ味であるのはいいけど
あらかじめ冷凍されていて準備された
物には食欲がわかない


ちょっと気の利いた小料理屋や
チェーン店でない居酒屋が好き
まったく贅沢だ
どこの金持ちだ?(笑)


貧乏学生だったころ(今も貧乏だが)
知り合いや先輩に連れて行ってもらった
とんかつ屋やラーメン屋のラーメンが
美味しくて感激したこともあった


小学生のころ
美味しかったアイス最中を大きくなったら
お腹を壊すくらいたくさん食べてやる、と
思っていて
バイト代で目いっぱい食べたら本当に
お腹を壊した(笑)


中学校の頃は
映画館の裏にラーメン屋のラーメンが
美味しくて
ここも大人になったら毎日通おうなんて
思っていて
社会人になってから食べにい行ったら
「こんな味だったかな??」と思い
それ以来行くこともなかった
(もっとも北海道なので東京からは
そうそう行けない)(笑)


高校のときに授業を抜け出して食べに行った
学生ラーメンは、お店がなくなっていた(笑)
通学途上で友人と買い食いしたチョコケーキ
(ケーキの切れ端をチョコでコーティング
したもの)は、やはり店が消えていた
当時50円だった気がする
田舎は過疎化で何もかも消えていた


社会人になってからは
座れば2万円のすし屋にも行ったし
それなりに拍がつくステーキも食べた
美味しいのは確かだが
もう一度食べたいという強烈な欲求は
なかったように思う





10年ぶりに再会した(養)母に
「何か食べたいものある?」と聞かれたときに
「キャベツとお揚げのお味噌汁」と
もんちっちは答えた気がする(16歳時)


お母さんが作ってくれた味噌汁が
16年の人生の中で一番美味しかった


破産してから公務員に戻った(養)父は
お金の使い方を知らぬ人で
よくすし屋に連れて行ってもらった
だから今でもすし屋が好きだし
(回転すしは苦手)(笑)
最後の晩餐は寿司がいいと思っている(笑)


ある意味
いろいろなものを食べつくして
美味しいのはわかっているけれど
何が食べたいかと聞かれると
「特にない」
そんな人は少なくないように思う


舌が贅沢になった、とかいうが
それだけではないように思う


美味しいものはお母さんの味噌汁だったり
お父さんが握ってくれた
お結びだったりする



それが美味しいと感じるのは
いつかは食べられなくなる「味」だから
なのかもしれない
永遠ではないからこそ美味しいのだろう
またお金では買えない


そして美味しい食事は
誰かと食べるからこそ美味しい
のかもしれない
気の合う友だちと食べるランチが
格別に美味しいわけでもある



親がいて当たり前に食べていた食事が
本当に「美味しいもの」
だったのかもしれない





今見てもめちゃくちゃ面白い『ヒロシ』





【和訳MV】The Righteous Brothers 
 Unchained Melody (lyrics) "Ghost" 
ゴーストニューヨークの幻 主題歌


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