天国への階段
2015年10月14日
※過去記事より
天国への階段
職場での今朝の出来事
神戸の娘さんから電話があって
昨夜から父と連絡が取れないって
おじいちゃんの家に駆け付けたけど
どうも中にいる気がしてならない
おまわりさんを呼んだ
そして
どこかに入院してないかを救急に調べてもらって
・・・・いなかった
出かける人ではないので
やっぱり家のなかで倒れてるんじゃないかって
娘さんに了解を得て
レスキューを頼んだ
おまわりさんが第一発見者になるので
救急隊と一緒に入った
ベッドにあおむけに倒れていて
呼吸も心拍もなかった
蘇生したけどだめだった
背中には死斑ができていた
でも決して苦しい顔ではなかった
40年前に奥さんを亡くして
二人の子どもを育てたそうだ
娘さんは嫁いで関西にいる
息子さんは精神病で
グループホームに入っている
小さい頃
お弁当を作ってもらったお父さんを
こよなく愛していた娘さん
今頃警察で対面しているだろう
78歳
このご時世、78歳は若いのかもしれない
数年前に小脳出血で少し体が不自由になったが
ひとりでしっかりと暮らしていた
数年前までは地域の活動にも参加していた
みんなに慕われ、心配されていたおじいちゃん
最期は誰にも気を遣わせまいと
ひとりで逝ってしまった
なぜかさほど悲しくなかった
好きなお酒ももんでいたし
大好きなお刺身も食べていた
人の最期って
こんなものかもしれない
おじいちゃんは
寂しくひとり死んでいったなんて
私は思わない
潔い往生だったと思った
人には生まれ持った寿命がある
生まれる前から刻まれた寿命がある
一生懸命生きたおじいちゃんには
きっと後悔がないように感じた
人はみないつか
同じ道を歩いていく
おじいちゃんのように
天国への階段を上って行く
2023年9月23日
音楽
音楽は
音を楽しむと書く
しかしもんちっちにとっては
音が心を楽にしくれる存在
今日は一日
玉置浩二を聞いていた
昔は、特に気にも留めなかった歌手
なのに今聞くと、心に沁みてくる
昔とは歌い方も違っている
彼は白髪になってからがいい
年齢を重ねるとは
こういうことなのかもしれない
旋律も歌詞の意味も
こんな歌だったんだと気づく
歌手に惹かれるのは
その声である
美空ひばりやユーミンの声は
万人を引き付ける要素がある
二重の音を出している
ホーミーという楽器を知っているだろうか
ホーミーのように二重の音を出している
だから多くの人の気を引く
楽器もこれしかり
もんちっちは弦楽器ではチェロが好きだが
バイオリンの高温で澄み切った音色ではなく
バスの轟のような響きでもなく
チェロの空間を流れるような音色がいい
音楽は副交感神経を誘導する
つまりリラックスした状態になり
脳内に幸福度が高まるドーパミンの分泌を促し
ストレスホルモンを減少させる効果がある
音楽を聴くと体が楽になる所以である
疲れたなあと感じたら
好きな音楽を聴くのもいい
もんちっちは、音が苦(おんがく)である(笑)
”詩と音楽・・・
音楽は「言葉」にならなかった”
夏で疲れた心を音楽で癒す♡