笑い話ともんちっちの「妄想」

2012年7月29日
ミク友、吉夜夢(きっちょむ)さんの記事です
(利用の承諾済み)



時代劇もどき 


その1:黄門様


黄門様はその日なにやら
肛門のあたりがむずかゆかった
すべての官職をしりぞき
身軽な感触を楽しんでいる
日々だった


なぜむずがゆかったかというと
その夜、村娘が夜伽
(よとぎ:女が男の意に従って
夜の共寝をすること)を
してくれるてはずになっていたからだ


「だいじょうぶだろうか?」
不安がよぎった
そして夜になり娘が寝室にあらわれた


娘:あら~こんなおじいちゃんなのね
  あっちのほうだいじょうぶかしら?


黄門:こ、こら、なにを失礼な・・
  わしはあの有名な水戸のこうもんなるぞ


娘:ふふ、「肛門」だって へんなの~


黄門:こらこら、そっちじゃない
 「黄門」のほうじゃよ


そこで黄門様は印籠を見せようとしたが
はて、あれはすでに
お上に返上してしまったことを
思い出しあわてた


黄門:ま、いっか 
 ならば代わりにこれを見せよう


黄門様は、昼間土産物屋で買っておいた
食べ物をふところから出し
みせながらこう言った
ちょうど印籠と同じくらいの大きさで
包み紙もなにやら似ている


黄門:この「ういろう」が見えないか


娘:ふふふ おいしそ~ 
 いいよ~オッケー


ローラ似の娘は、ほほのあたりで指で
オッケーをしながら
黄門様のほうを見て笑った
そして二人で
仲よくういろうをほうばった
夜も更けてゆき
みごと黄門様は、いたすことが
できたのじゃ


やがて二人は添い寝をしたまま
寝入ってしまった
それから一年後
かなり歳の離れた夫婦が
峠の茶店で
ういろうを売っていたらしい
それがあの黄門様だといううわさがあったが
真実のほどはさだかではない




その2


1.旗本たいくつ男


何しろ役職が何もついてないので
彼はずっとたいくつで
たまらなかった
昼間、街中を一日中ぶらつく毎日だった
何も事件は起きない
そしてそのまま旗本たいくつ男は
たいくつなままこの世を去った


2.大菩薩峠


竜之介は自分の犯した過去の罪を悔いながら
再び訪れた峠の上で
ひたすらぼさーとしていたのだった
これがほんとの大ぼさーっと峠である


3.新吾100番勝負


将軍の落としだねである新吾は
何とか父に認められたくて
ひたすら剣の修行に励んだ
あまりに励みすぎてはげた
そしてついに御前試合として
将軍の前で、全国から集めた100人の
剣豪たちと次々に真剣勝負をした
99人目に打ち勝ったとき
彼はあまりの疲れから
心臓マヒを起こしその場に倒れた
そしてついにそのまま
帰らぬ人となったのだ


4.鞍馬天狗


すでに齢60を過ぎた天狗は
馬に乗るときも椅子がいるほどだった
いざ乗った後も転げ落ちることしばしば
ありゃま~くらま~
横で、すでに中年のおっさんになった
杉作が笑っていた




5.子連れ狼


子連れ狼は、再婚した
これがほんとの子連れ結婚だった
相手の女性にも5人の子どもがいた
みんなで、「ちゃん!」「ちゃん!」
「ちゃん!」と呼ぶので
うるさくてたまらなかった
これがほんとのちゃんちゃんばらばらだ



今回、ホラー映画のランキング
することになった


第一位は
「焼き鳥」


空を飛んでいる鳥が
突然焼き鳥になってバタバタと
地上に落ちてくるという
空恐ろしい映画です
監督はあの巨匠ヒッチ・ハイクです
その焼き鳥は
その後どうなったのかという続編が
つくられたのですが
大勢の人間がそれを食べ
鳥人間になるというすさまじいものです


次に第二位に輝いたのは
我が国のあの映画です


「ださ子」


オリジナルの「貞子」が
地上をずりずりずりと這いながら
しだいに近づいてくるという
なんとものんびりしたホラーでしたが
こっちのほうは時速100kmで目の前を
髪をひきずりながら
白塗りの女性が走り去るという
奇抜なものです
あまりの速さに観客たちは
いったい何が起きたのかと
パニックになります



第三位は、知る人ぞ知る
知らない人は知らない


「シックス・ナンセンス」


これは、あまりにおかしすぎて
笑い死にする観客が出たほどで
当初パロディ・コメディタッチ
ナンセンス映画として制作されたのですが
方針を変え、キャッチコピーに
「あなたも笑い死にしないように
気をつけてください」に変更されました


第四位はあまりに残虐すぎて
失神者が出るかも知れないという
予想にもかかわらず
あまりにひどすぎて
途中退出者が続出したという意味で
上位ランキングに入った



(これ、怖いよね)(笑)



「あ、そー(SAW)」


これは、登場人物たちが全員
「あ、そー!」としか言わない
大変手抜きされたシナリオですが
人体解剖の場面がすぐれているので
医学部では参考にしているほどです


ほかにもたくさんあるのですが
そろそろ出勤しなければ
ならないという恐怖のため
執筆を断念します。
あ~~~~!


※ホントに面白い吉夜夢さんでした(笑)





2023年12月21日 木曜日



不安に思えば不安だらけだし
不安なんて実際に起きることが少ないけれど
長ーい目で見て、もんちっちが死んでから
起こりそうなこと妄想してみた(笑)
これはもんちっちの子ども世代に
しっかり考えてもらいたいことかもしれない



Spring


日本の経済がどんどん低迷していき
貧乏になることは確か
確かだから、身の丈の生活の中に
幸せを見出してほしいということ


日本人が考えるほど
ロシアという国はイイ国じゃない
先の大戦で傍観していて最後に北方領土と
樺太を奪還した過去がある
そして今はウクライナ
そこでしてきたことを考えると
次に日本がその対象にならないとは限らない
北朝鮮と仲良くなって
北海道を取りに来る可能性もゼロではない
そのことを、忘れずにいてほしい
でも日本には資源がないから
ガスを買わないと発電さえできなくなる
核融合エネルギーができるまでの間
うまく付き合っていくことを考えないとね



Smmer


これからは特にアジアからの移民が増えて
他民族の国になるということ
イスラエルとガザみたいになることだって
あり得る
人口を増やすだけではダメ
みんな頭よくならないと
頭使って考えて解決策を実行しないと
いちばんいいのは協力し合って暮らすこと
わけあって分かち合って暮らすこと
偏見や自分たちの価値観を
押し付けないこと
受け入れて許し合って
認め合って生きていくようにね
憎しみからは何も生まれないことを
ウクライナとイスラエルから学んだよね
ユダヤ人はあんなことされた
ドイツを許したんだよ
イスラエルがガザを
許せないわけがない


アメリカは日本を助けてくれはしない
人道支援はしてくれるだろうけど
軍事になったら
何のメリットもない日本を
助けるわけがない
これは日本人がみんな
感じてはいることだと思う


中国は近い国
いずれは数個に分裂するのだろうけど
やはり大国
朝鮮はまた一つになって、いつか日本を
助けてくれる日が来るのかもしれない
韓国もアメリカの傘下にあるけど
アメリカにとっては
たいしてメリットのない国だから
日本みたいに扱われるだろう
朝鮮が一つになったら
日本も大陸組と仲良くしなければ
いけなくなるかもしれない
敵も味方もない
自分たちを守るために
敵も味方ないという選択を
いずれ迫られる


インドネシアはいずれ世界一になる
地震が起きても死者が出ないほど
教育が進んできた
国の発展は教育から始まる


もし移住するなら
アメリカの田舎がいいかも
生きながらえようとするならね



fall


鎌田さんは2035±5年言ってるけど
日本の3分の1がなくなる大きな地震が来る
経済も何もかもがいったん麻痺するけど
関東大震災のときに
芥川龍之介が見た東京のように
生き残った人々が助け合っていた光景が
再び帰ってくるような気がするよ
絶望の淵にあっても
希望だけは失わないようにね


伝えたかったのは
親はどんなにあなたたちを愛しているか
ということ
親の親が、親を愛したように
どんなに丹精込めて
育てて来たかということ
自分が食べずに我慢しても
子どもにあげた
それが親だよね
親も親なりに必死で生きて来た
頑張っているうちに方向を見失って
気がついたら
子どもは遠くに行っちゃってた
親から愛されていると
感じることができない子になっちゃった
そんな親ができることは唯一
子どもに迷惑はかけたくないという思い
申し訳ないという親の思いが
子どもをさらに遠ざけた
核家族になって子どもは祖父や祖母が
枯れていく姿を見ることがなくなった


人間はいつか枯れていく
風船のように萎んでいく
小さくなって、軽くなって
オムツをしていた赤ちゃんに戻っていく
そんな人間の一生という姿を
見ずに大きくなった
教科書で読んだだけの勉強では
命の尊さなんで所詮絵に描いた餅
いつの日か
昔みたいに大きな家で
家族みんなが暮らせるといいなって思う


そしたら
子どもを殺しちゃうこともないし
祖父母の介護だって
分担や交代でみんなでできる
子育ての悩みも少なくなる
小うるさく言う姑や
家事に協力しない夫の時代は
もう来ない
そんなことしたらどうなるか
みんな学んだはず
家族って
協力して生きていくものじゃないかって
もんちっちは思っているよ


私腹を肥やしてる人たちだって
戦争で国も世界もぶっ飛んでしまったら
お金はただの可燃物
焚きつけの価値さえない
石や貝がお金になり、物々交換になる
それもいいかもしれないね(笑)



winter


年取って尊敬されるべき年寄りが
粗大ごみのように思われる世の中や世界を
悲しいと思っているのは
もんちっちだけじゃないと思う
そしてそんなふうに仕向けてしまったのは
もんちっちたち親の世代
バブルで浮かれてた私たち世代


年取ってきて
自分のためだけに生きたいと
不平不満をぶちまけて生きて来たけど
自分のためだけに生きる人生って
空しい
人はどんな相手であっても
人のために生きててるからこそ
自分が生きている意味を感じる
自分だけのために生きる人生は
白黒テレビのようだよ


毎日どうやって過ごそうかと
時間が流れていくのだけを待っている
失った若さを持って輝いていた過去を
思い出しながら
静かに時間が流れていくのを待っている
やがて自分のテロメアが消える日までね


以上、もんちっちの不安から来る
「妄想」でした(笑)


生きましょう、死ぬまで(笑)




『誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある』
 アルベルト・アインシュタイン♡

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