咲かぬなら

2024年3月29日 金曜日


早いなあ
もう一年の4分の1が終わる


靖国の桜は4個咲いたが
あと1個咲かないと開花宣言できないので
また延びた(笑)
おい🌸、咲く気はあるんかい?





そういえば何人かがサプリメントで死亡し
国も調査に乗り出した


ご存知の通り
紅麴含有のサプリメントが腎機能を
悪化させたとのこと
紅麹のモナコリンKという成分が
コレステロールを下げる働きがあると
言われている


紅麹は日本国内だけでなく台湾からも
輸入されている
台湾と言え昨日のネットニュースで
日本から台湾に輸出したサンマ節から
基準値の40倍の発がん物質が検出されたと
報道されていたが、ちょっと気になった
このように小まめなチェックって
水際でも必要なことなんだって感じた


今回の被害者が同じロットの商品を
使用していたこともわかり
混入したものはカビであるシトリニン
ではないかと言われていたが
それは検出されなかった


サプリメントはご存知の通り
薬品ではなく「食品」である
貝やフグや山菜やキノコにも
自然界のものには毒を持つものが
無数に存在する
もちろん未知のものもたくさんある


今回のサプリも長年飲んでいた人に
起こったというよりは
たまたま同じロット番号のものを
(2023年9月以降の生産品)
飲んだ人だけに腎機能の低下を
招いている
小林製薬の紅麹原料は菓子や加工食品にも
広く使われているので
社会的に大騒ぎになることは避けられない





いずれにせよサプリに対する国民不振を買い
一時的にでもあろうが
安全性が確保されない限りはサプリ離れが
広がっていくだろう


健康になるために摂取している
健康補助食品や機能性食品が
健康被害を及ぼすようであってはならない
起こってしまっては本末転倒である


体調不良が発覚した時点で
もっと早く対応したほうがよかったが
因果関係がはっきりしなかったのも原因と
相変わらずの日本の後手後手感がある
それにしても安価なサプリではないので
お金を出して毒に当たってしまったのなら
なんとも残念なことである


また自然界の物だけが安全だと思って
信じている人が多いが
そのような考え方も今一度
ふむふむと考え直してみるいい機会だろう
健康に良いと思っていた食品が
実はよくなかったという話は
古今東西聞くことである
何がいいか悪いのかは
時間がたって、あるいは科学がすすんで
新たに発見されることも多々ある
考えてみるとこの世界に
安全なものなど存在するのか
それ自体がそもそも疑問である


無農薬であれば安全なのか?
吹いて来る風に乗って運ばれるモノが
(黄砂やPM2.5やPM1.0など)
雨が降ることで大地が汚染される
お皿や茶碗を洗っている洗剤は安全か?
化学物質がほとんどである
(ABSやLASなど)
この時代に地球上すべての場所において
完全に安全な場所や、食品、水などは
ないのである
お魚やお肉や野菜が自然から吸収した
毒素は、食物連鎖の頂点である人間の
口に到達するときには数万倍に濃縮される


今回の毒性のある紅麹に混入されたものは
①未知のカビ成分
②故意に誰かが混ぜた
この二つに一つ
決して②であってはならない
死亡者が出る前に異変が報告された時点で
即刻使用中止の警告を出すべきでは
なかったのかな、ともんちっちは思う


因果関係は明確になってはいないが
今回奇しくも命を落とされてしまった
方々には、お悔やみを申し上げたい





できるだけ自然の食品を
偏らず漫勉に腹八分目に食べて
よく動き、よく寝る
そしてよく笑う
これが健康寿命を全うする
そんなことを、この事件からあらためて
学んだような気がする



明日からやっと春が来そう♡

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