東海道新幹線火災事件
2015年7月1日
※過去記事より
お伊勢参りに向かったご婦人には
心からお悔やみを申し上げます
※2015年(平成27年)6月30日に
新横浜 - 小田原間を営業運転中の
東海道新幹線車内で、男が焼身自殺を図り
火災が発生した。
巻き添えとなったとみられる乗客の
横浜市青葉区在住の52歳女性が
1号車後方のデッキで倒れ死亡した。
女性の死因は気道熱傷による窒息死。
女性は、伊勢神宮へ
これまでの平穏無事の
お礼参りに向かっている最中だった。
犯人は事件の半年ほど前には
深夜に自分のアパートのガラスを蹴破るなどの
行為が住民により目撃された。
住民が中をのぞくと、ごみでいっぱいだった。
精神科医の町沢静夫によれば、男の精神状態は
鉄道の飛び込み自殺に似ており
社会から不幸がもたらされ死を選ぶほかなくなった
という被害妄想にとらわれているとのこと。
※詳細は下記を
天気のせいか
嫌な気分が続いていた
何事も起きなければいいと
そんな不安を感じていた人は
いないだろうか
以前仕事でよく利用していた
新幹線のぞみで
悲しい事件が起こった
ガソリンをかぶって焼身自殺した男性は
精神を病んでいたのだろう
彼の家は俗に言われている「ゴミ屋敷」
普段から近所の人からも
疎まれていたようだ
誰だって近づきたくないだろう
貧困はなかったのか
家族や友人はなかったのだろうか
家族や友人はいたとしても
関係は持ちたくないと
疎遠になっていたのだろう
精神を病んだ人は
好きで精神を病んだわけではない
遺伝だとしても
好きで生まれてきたわけではない
いったい
誰に責任を問えばいいのだろうか
精神科の病気は未知の部分が多い
医学が進歩しても
胃がんのように
全摘をすれば完治するようなことはない
皆と同じである必要はないのだけれど
人格障害のように
周りを混乱させ
悩ませ振り回すような症状が続けば
周囲の人とのコミュニケーションさえ
不可能になる
ただ一つ医療人として私が思うことは
精神を病んだ人は
その人自身が「悪」なのではなく
精神病という悪魔が
その人に取り付いているということ
もしもその人が精神病ではなく
あるいは治療が可能なのであれば
このような悲しい事件は
未然に防げたのかもしれない
普通に考えて
ゴミが家一杯にあふれているのはおかしいし
理不尽なことや
つじつまが合わないことを
繰り返すようなことがあれば
精神を病んでいる兆候と考えられるし
そんなときは周りが
手を貸してあげるしか方法がない
一番苦しんで混乱しているのは
本人なのだから
関わりたくない人の立場も分かる
しかしもし
何とかしてあげたいという人がいれば
みんなの協力が得られるように
声をあげてほしい
直接かかわるのは難しいと思うので
市役所(区役所)、警察(交番)
あるいは保健福祉センター(保健所)に
一報を入れてくれると
本人を医療や介護につなげられ
本人も楽になり
周りも面倒から解放されることが
少なくない
私は病気が憎い
いつの日か特効薬が開発されることを
心から祈っている
※よろしければ上記記事もお読みいただけると幸いです。
あらゆる病気が瞬時に治療される日も
そう遠くはないと信じている
2023年10月15日日曜日のはな
今日も点滴がんばりました
何も食べなくなって2日目
命のカウントダウに入ったようで
先を考えるとすごく辛い♡