人口80億人 これから地球はどうなる

2023年10月5日




1804年に世界の人口が10億人に達した。
2011年には70億人、2022年、80億人となった。
国連は今年11月15日を「80億の日」と宣言した。
医療、水質、衛生状態が改善され
世界中で人間の寿命が延びている。




海洋汚染や乱獲によって、世界中の海の質が
劣化していることや
開発、農業、林業によって森林やそのほかの
自然環境が破壊され
野生生物が急激に減少している。


いまだに化石燃料が中心のエネルギー体制は
気候変動を引き起こし
食料や飲料水、農業用水は危機的状況にある。


中国では、過去2000年間維持してきた
人口世界1位の座を
今年インドにあけ渡した。
1980年に一人っ子政策を取り入れる前から
中国の出生率は減少し始め
教育と雇用の機会拡大により
多くの女性が出産時期を遅らせるように
なり、出産の機会も減っている。


中国では25年以内に60歳以上が3億人となり
医療費も2倍になる。 
※学術誌「Nature」よりデータ引用


アフリカでは、逆にサハラ砂漠の南の地域で
人口が爆発的に増加し
ナイジェリアの出生率は中国の20倍であるが
国民の3分の1以上が
深刻な貧困状態にあるという。
(現在2億1600万人の人口は
 今世紀末までに4倍に増える予測)


出生率を低下させる最も大きな要因は
女子への教育だといわれている。
世界的に教育の機会を拡大することによって
人口増加を今世紀半ばまでに
10億人減らすことができるという論文もある。
しかし
今後25年間で世界の人口は
90億人を超えるだろうと予測している。


 


極端な猛暑によって
今後は中東やサハラ以南のアフリカやインドの
一部では人が住めなくなる可能性もある。
食料供給の不安定さや、海面の上昇により
沿岸地域の国は大きな影響を受ける。




気候変動と政治は、世界の人口だけでなく
国家間の人口移動に大きく影響を及ぼす。




少子高齢化は避けられない世界的な問題ではあるが
人口が少なくなってこそできる国際間の協力もある。
多国籍で、住めるところに集まって集落を作る。


いずれにせよ全てのカギを握るのは
やはり「教育」なのだと感じる。
宇宙へ進出したり
海の中や地下に都市を作るのかもしれないし
その技術も教育にゆだねられる。


日本もコンピュータの分析では
500年後の人口は
1名になるという(笑)


AIのもと人間が管理されていく日もそう遠くはない。
AIは限りなく完全な球体のように、「角」が取れた
完全体、つまりは「神」のような存在となるのだろう。





争いやいさかいもなく、平和な状態とは
感情の存在が失われていくような気がする。
とてつもなく理性的な冷酷さを持つのがAIのような
気がしているのは、もんちっちだけだろうか?




命はみな平等♡

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