はなを思う

2023年12月4日 月曜日



★インドネシアのマラピ火山噴火


 


予測はできなかったのか
火山噴火の可能性があったのに
なぜ登山禁止にしなかったのか


テレビのニュースはいいことは報道しない
凶悪な犯罪や政府の不祥事など
不快なことしか報道しない
ネットも驚きや恐怖心を煽るような
人間の深層心理を突いたようなものしか
話題にならない
刺激がないことは平常心を維持するのに
必要な要素であるが
おかまいましに「情報」が降り注ぐ


日米の宇宙中継の衛星放送が解禁になった
その日に(確か1963年)
ケネディ大統領暗殺の悲報が
中継で送られてきた


人は幸せな人を見つけると
妬みや嫉妬に傾く
所詮住む世界が違う人だということを
受け入れずに、嫉妬し妬む
比較対象の相手ではなのに
比較するから生きにくくなる


もんちっちは現代の悲劇として
マリリンモンローとダイアナが
いつも浮かんでくる






時代こそ違うが
二人とも本当に欲しかった「愛」を
得られなかった「女性」として
もんちっちと重なる
(ぶはは! どこが重なる?)(爆笑)
冗談である(笑)


マリリンには子どもがいなかったが
(数回流産している)
ダイアナには二人の息子がいた
母として、自分の子どもを手放さなければ
いけなかった境遇を
どのようにして乗り越えようとしていたのか
それを思うと、心が痛い




☆彡今日の一枚



空は雲一つない快晴



冬の空は手が届かないほど
遠くに感じる
薄青い空は冷たい風を連れてくる




かわいいじいちゃん猫シロがやって来た
いつもと変わらぬ風景



15時半に来てぶりご飯
なぜかそのあとチビが来て
残りを食べていた(笑)









2023年10月のはな




「おかあしゃん
 はなちゃん、病院に毎日行くのが
 つらかったよ
 一か月間、とてもつらかった
 でもはなちゃんの最後のお仕事だと思って
 がんばったんだ
 ドッグランで仲間と仲良くできなかったことや
 先生に嚙みついたことや
 反省しながらがんばった
 背中も痛かったし
 息をするのも辛くなって
 「もういいよ、先に逝っても」って
 おかあしゃんが言ってくれたから
 先に来ちゃった
 はなちゃんのこと見えないから
 おかあしゃん、きっと悲しいよね
 でも、もう泣かないで
 はなちゃんは、おかあしゃんの
 心の中にいるからね
 いつでも、どんなときでも
 そしてときどき
 虹の橋の間から
 おかあしゃんを、見ているからね」





ペットロス日記



11月20日 月曜日


昨夜DOC2を観て
缶ビール2個飲んだら多かった
朝は寝坊した
7時に寝室のカーテンから光が入って
時計のチャイムが鳴りだす
電気毛布の温度がいつもより高かったせいか
暑くて起きた
ご飯を用意してベランダのサッシを開けると
シロが室外機の上に座っていた
ご飯を食べた後
10時12時14時ごろまでベランダに来ていた
シロはオスだろうか
眼球の位置も上向きで
結構年齢がいっているように思う
そう長くはないような気がする
野良なのか飼い猫かもわからない
不思議な猫
はなの気配はしない



11月21日 火曜日


寝坊した
寒い
太陽は雲で見え隠れしている
ベランダでシロが待っていた
マタタビのふりかけを少しかけてあげた
いつもの倍の量を食べていた
どこかで体を擦り付けて来たのか
私が外を掃除したときに洋服にくっついたのと同じ
トゲトゲが体中についていた
私の関心事が変わってきたのかもしれない
起きるときに必ず声にして言う
「おはよ、はな」と
その一声で奮起して起きる
今日の予定はない
何もない一日
ブログを書いてトイレットティシューや
暖房機を注文した
急死するなら仕方がないが
生き残って病院に入るのは嫌だ
ヒートショックは気をつけよう
私は心臓か腎臓で死ぬだろう
死は怖くないが
それでも行ったことがないから不安はある
死んだら死んだときかと苦笑いして
また一日が過ぎる



11月22日 水曜日


昨夜のアラートでテレビを見続け寝そびれた
2時には寝たように思う
数日前、「アラートのテストです」と市役所の
知らせが鳴っていた
あらかじめ予告されていたし
日程もわかっていてのことだから
それにしてもいたずらに領空侵犯をして
何が楽しいのか
日本も同じようなことを
どこかでしているのかもしれないが
拉致や脅迫や殺人は卑劣
しかもそれを認めながら謝罪もない
人間のかけらもない
こんなだから「神様」も怒るのだろう
なんて考えながら
もう少し寝ていたいと思った
きっとはなの夢を見ていた
何もしないいつもの日常の夢をみていた
人が死んでいくのは仕方がないと思うが
ペットは死んだ気がしない
いつかAI技術が進めば
体毛や爪のDNAから再生できるかもしれない
この次元から消えてしまった存在を
触感がある再生をかなえられる日が
来るように思う
今日は2週間に1回の歯医者
来週は2か月に1回の内科
買い物に行ける
冷凍庫も冷蔵庫も空っぽ
災害時の食品ストックも底をつきそう
たくさん買わない
たくさん要らない
はなはもういないから
歯医者に行って薬局で買い物をして
家に帰るとドアの前で止まってしまった
入りたくない
少しボーっとしてドアを開けた
はなの名前を呼んでみるが返事はない
うす暗くなった部屋には誰もいない
はなの骨壺を抱いて泣いた
もういないんだね
本当にいなくなった
シロを呼んでみたが、来ない
シロのご飯をベランダに置いたら
しばらくしてシロが来た
シロははなじゃない
それでも来てくれたことにありがとうと
心の中でつぶやく
明日かまた引きこもりになるだろう
仕方がない
自然に任せよう



2023年11月23日 木曜日 祭日


明日から天気が悪くなる
今日は洗車してワックスをかけようかな
今日は雲が多い
陽が差す午後からにしよう
などと思っていたら風が強くなってきて中止
ま、いっか
時間はたっぷりある
今日はブログのコメント読みながら
同じような思いをしているブロガーさんの
返事を読み涙が出た
シロが9時と3時半に来る
不思議な縁



11月24日 金曜日


洗車してワックスかけようと思ったが
気が向かずやめた
生ぬるい風の吹く一日だった
シロは今朝も来た
気分転換に髪の毛を染めた
以前のようにグレイにした
自然のままがいいが
白髪は自分がもうすぐ死んでしまいそうな
気がしてきて変えてみようと思った
今日はあまりはなのことは考えていない
なぜかすごく眠い



11月25日 土曜日


寒い朝だった
シロは待っていた
サッシを開けると中を覗き込む
入ってもいいですか?って言ってるのかな?
はなおはよ、と言って起きたが
はなの気配はない
今日は時計も正常に動いている
何も感じない
はなはもういない
そう思った
もう一か月近くになる
いいかげんはな離れしないと
いけないのかもしれない
こたつにいると動かない
よくないなあと思いつつ何もしない
水曜日には定期受診
近医に紹介状を書いてもらおうと思う
もう過剰な医療はいらない
自然に任せようと思う
シロが暖かい場所で過ごしていることを祈る



11月26日 日曜日


朝は8時半に起きてシロにご飯をあげた
いつもと変わらない
カラスも来ている
シロが今日は珍しく昼を過ぎても
ベランダを行ったり来たりしている
時計は3時半を過ぎても狂わない
もうおそらく狂うことはないだろう
そんな気がしている
はなはすっかりもうここにはいない
いつもは私を見て逃げていくクロが
シロのところに何回もやってきて
シロとにらめっこをしている
虚勢をしているのか
クロはシロの1.5倍は大きい
見たことのない鳥がやって来て
近くの笹にとまった
輪廻転生があるならば
はなは鳥になったのかな?
ブログに貼る写真を毎日選んでいると
毎日そのシーンを思い出して
悲しくなる
いつまで悲しい?
いつになったら笑えるような
思い出になるのだろうか



11月27日 月曜日


昨夜ドラマを見て寝た
朝はけだるかった
夢を見ていたのか、朝がけだるかった
何も起きない
朝の音でシロが来る
ご飯をあげて一日が始まる
車を洗おうと思ったが風が強くてやめた
何もする気がないわけではないが
今日ではなくていいことはしなくなった
誰のために、なんのためにと
考えてしまう
何もない一日が今日も終わった



11月28日 火曜日


シロが来てご飯をあげて一日が始まる
9月8日に注文したダイソンの充電器が
催促の電話で今日届いた
クロネコのお兄さんと充電器の話をしたら
強モードで使うと消耗が早いと
教えてくれた
あれ以来時計も狂わず
はなの気配が感じられない
昨日も今日もブログの最後のはなの写真を
選びながら涙が出てくる
思い出すと悲しくなる
いや寂しいだけかもしれない
少なくとも考えずに済む時間は
思い出す機会は少なくなってきた気がする
明日ではなが亡くなって1か月



11月29日 水曜日


はなが亡くなって同じ29日の一か月
先月に起こったことを思い出す
最後の最後まで生きることにこだわって
それでも最後の夜には自力で歩いて
最後の輝きを示し
滅多にスリスリなどしてこない子が
ソファーの上で顔を摺り寄せてきて
本当に最後なんだなあと
目にいっぱいの涙がたまったことを
覚えている
あまりにも身近すぎて
存在が自分と一体になっていた
だから体を切り取られたかのように
痛みを感じる
本当に生きたいだけ生きて
寿命が来たら死んでいく
それだけのことなのに
ご飯を食べなくなったのは
死への準備をするため
小さくなって軽くなって
始末する人の負担を減らす
いや単純にテロメアが寿命を尽きただけなのに
人は自分の都合のいいように解釈する
それは残された自分の悲しみを補うために
自分の都合のいいように記憶を置き換える
それでもいいじゃないか
この先生きていくために
自分を支えていくために必要な作業なのだから
はなといた14年と3か月は
私の人生の大部分を占める
毎日毎日はなは私の隣にいた
はなの隣には私がいた
よけいな治療をして
結果的に苦しめてしまったことだけが
後悔につながる
人間にとっても同じかもしれない
ある程度手を尽くしてもよくならない時は
寿命なのかもしれない
食べれなくなって小さくなって
人生を終える
そんな自然の摂理に抗って生きることは
私にとっては幸せではない
はなは大きな仕事をした
私ははなに何かしてあげられたのだろうか
亡くなる前の3日間はずっと背中を撫でていた
はなも嫌がらなかった
スリスリして顔を寄せてきたことや
前夜にじっとこちらを見ていたことや
急に歩き出したことや
不思議な行為がいくつかあったが
はながいつ死ぬのかが
私にはわかっていたように思う
心の準備はしていたが
この喪失感は未曽有のものだった
世間とのかかわりを断ち
孤独の中で生きていくと決めた余生が
揺らいでしまう
先はそう長くはないと思うし
もうしたいこともない
なぜ生きるのかなど考えるのは
無駄な時間のように感じる
命があるから生きている
ただそれだけのこと
はなのように生きるだけ生きて
そして死んでいく
一番身近だった人の記憶にだけとどまって
寿命が来て死んでいく
人間が医学を施したとて
所詮数か月数年の延命でしかない
生まれて死んでいくことに役割などない
歴史に名を残したとて
命が尽きれば忘れ去られる
それがこの世の常
証拠にどんな苦しみや悲しみのさなかにも
自分の周囲は何の変化もなく
時は過ぎていく
無常なのに無情な世界
シロが最近、何度もベランダに
様子を観に来ている
ご飯でもないのに
何度も何度も様子を観に来る
この悲しみを乗り越えるのには
新しい命を得るしか癒すことができない
しかし再び失うことを思うと
二度と飼うことはできないようにも感じる
自分が亡きあと残して
先に死んでいくのはもっと罪なことである
責任を持たなくていい関りなら
少しの愛情を注ぐことは罪ではない
はなは生きたいだけ生きて死んでいった
私もそうしよう
わがままで自分勝手な存在でしかないが
生きたいだけ生きて死んでいく
日本のあちこちで雪が降り始めている
暖冬なのに極寒
間氷期の今、30年後には極寒になる
人類の危機が来る
私は生きていないが
地震や噴火を乗り越えて
子や孫の世代が生き残って
幸せに暮らせることを祈っている
生き延びれば原始時代のように
集落を作って助け合って生きていくだろう
今日は寒い
昨夜はエアコンをつけたまま寝た
今日は内科受診で遠くの主治医のところに行く
ついでに以前言っていたスーパーに行って
買い物をして来る
2か月に1回のスーパー
2週間に1回のドラッグストア
行けない分買うものは減っている
通販も必要なものがあまりないから
必需品だけ買う
今までいかに浪費してきたか
これまであったものがないということは
処分したということだから
無駄なものを買っていたことになる
本当に消費して生きて来た
いや浪費だった
そのお金を投資に回せば
手元には余裕で暮らせるだけのお金は
残っていたはず
バカだった
買い物をするのは自分の心の空白を埋めるためと
わかっていて愚行を繰り返していた
止めてくれる人がいなかった
でも借金が1円もないから
ヨシとしよう
長く生きていたくはないが
この愚かな人生を書きとどめて
子らが私の死後に読んで
生きるための参考になればと
遺書を書き続けよう
小学生の時に芽生えた
「なぜ生きるのか
なぜ生きていかなければいけないのか」
という思いを
中学生の時に確信した
「生きることは空しい」
「死んでいくのになぜ生きなければならないのか」
という思いを拭い去ろうとして生きてきたが
夢中になれるものを何一つ見つけられずに
私の愚かな人生は終わろうとしている
中途半端ないい加減な人生
「なんちゃって人生」
平凡な何気ない毎日に飽きたとき
私の人生が終わるのかもしれない



11月30日 木曜日


今日も何の変哲もない一日
はなの気配は全くない
はなは完全に遠くに行ってしまった
寂しいけどお互いのため
?お互い?
いや私のためだ
辛い思い出もあるけど
楽しい思い出だけ心に残そう
今朝もシロが来て今日は
3回ご飯を食べて行った
家の中は同じように覗くが
入ろうとはしなくなった
カラスもいつものように電線に
とまっている
今日は災害用品を再度点検して
リュックに詰め直した
備品も確認した
はながいないから
車中避難はなくなった
家が壊れたら避難所に行く
いやその前に潰されて死んでいるだろう
それも仕方がない
ペットロスは自分としっかり向き合うことで
かなり軽減できることを知った
心の空白は埋めるのではなく
向き合うことだと知った
私は迷路にはまることなく
通過できたかもしれない
孤独はぬぐえないが
すべて自分の蒔いた種
すべて受け入れなければいけない
夜中の1時なのにジェット機が
かなり上空を飛ぶ音がする
有事なんだろうか
はなが死んだという現実を
事実として認めなければ
私の心は解放されない
誰のせいでもない
自然の摂理なのだから
明日もはなにおはようと言うだろうが
遺骨はクローゼットにしまおうと思う
はなはここにはいない
まして骨壺にはもっといない
天気のいい日に海に行って散骨するネ
地球の塵になって
いつの日かどこかでまた巡り合えるように



12月1日 金曜日


昨日今日と朝夕寒い
朝早くシロが来てささみご飯を食べて行った
10時半と14時半にまた来た
ちゃんとどこかで暖を取れているのかな
何も音がないと気が滅入る
はなの気配なし
電波状況よくなくて
全国で小さな地震が起きている
年末年始要注意かな
今日ははなの写真を見ても
悲しくない
はなが完全に遠くに行ってしまったと
それだけが寂しい
寝室に防寒用のビニールカーテンを付けた
今夜もエアコンは低温でつけっぱなし
明日も太陽が見れることを信じて寝る



12月2日 土曜日


北海道でオーロラが見えたらしい
ここ数日の電波障害も太陽のせいなのかな?
今日は本当にびっくりした
13時になってアメージングストーリーの
時計のチャイムが鳴って
ふと振り向いたら寝室の時計が13時だった
今の時計は15時
また起こった
はなが来たのかと一瞬バカなことを考えて
骨壺を抱いて部屋の中を歩いて
名前を呼んだ
私は何をしているのか?
気がふれたのかと思われる
単純に電波障害だろうに
シロとチビがしょっちゅう来ている
野良ではなくきっと飼い猫だろうが
同情をしてくれているのが不思議
明日もタイムラグが起こるのだろうか
いや、起こってはいけない
そのこと以外は何も起きない平凡な土曜日
平凡がいい
このまま時間が穏やかに流れていきますように



12月3日 日曜日


今日は不思議なほど
落ち着いている
昨日夜中にフィリピンで地震があった
津波注意報が出ていた
次に起こるのはフィリピンだと思っていたので
さほど驚きはしなかったが
火山が心配だ
やたら眠い
時計もおかしくなっていたし
自然に対しては何もできない
寿命が来たらはなのように死んでいく
それでいい
それでいいんだ





柔らかな日差しの中で日向ぼっこする
はなの姿が目に浮かぶ♡

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